コスパ高赤ワイン:ドメーヌ・ラファージュ・コテ・シュッド ルージュ2016 | 風月庵~着物でランチとワインと物語

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毎日着物で、ランチと色々なワインを楽しんでいます。イタリアワイン、サッカー、時代劇、武侠アクションが大好きです。佐藤健さんのファンで、恋はつづくよどこまでもの二次創作小説制作中。ペ・ヨンジュンさんの韓国ドラマ二次創作小説多々有り。お気軽にどうぞ。

ドメーヌ・ラファージュ・コテ・シュッド ルージュ2016






生産地:フランス ラングドック


ワイナリー:ドメーヌ・ラファージュ


ぶどう品種


シラー🌟グルナッシュ


ミディアムボディ


アルコール度数13


ワインの説明にある


野草の香りを伴う非常にフルーティな香り。口に含むとコクがあり、心地よい


これがそのまま当たってる


後で調べて知ったのですが、テーブルワイン価格のこちらのワイン、パーカーポイント88~90を何度も得ていて、更にパーカーおじさん、絶賛のモンスターワインでした。あたしゃ、パーカーおじさんの点数にはあまり頼らないようにしているのですが、今回は大当たり。これはめっけもんだ。


では



私的見解


スタートはいつものようにスクランブルエッグと野菜のグリルから、酔い防止ですわ。





抜栓直後から漂う果実のいい香りミルクチョコレートの甘さとグルナッシュにシラーのスパイスが加わって非常に出来の良い香り。 タンニンは穏やかで果実味と酸味のバランスが非常に良い。ファーストアタックは早くからとてもレベルが高いテーブルワインだと思う。パーカーポイント88点から90点は当たっている。この値段1000円台で作れるワインとしては最高のコスパ高。


セカンドアタックにかけて 酸味はどんどん消えてグルナッシュの果実味が増していく。 粘性は中くらいからやや重。温度が高くなるとまろやかさ、飲み易さが加速する。パーカーおじさんのモンスターという表現が的を得ている。 そう思えてきたぞ。



パーカーおじさんが言う『決して忘れられないフィニッシュ』を体験したくて、ラストアタックを待つことに。構えず自然にいこう。そうしてワインを飲んだら肉を食べたくなった。肉ですわ。でもステーキじゃないな。子羊にたっぷりハーブ?いやいや違う。テーブルワインの忘れられないフィニッシュには何だ。牛肉と茄子のチーズカレー焼きのカレーを頼む。ホテルレストラン伝統カレーフェア真っ最中。40年続いたこのメニューをぶつけよう。だからこそ、モンスター テーブルワインの良さとの楽しいマリアージュなのではないか。この頃からワインはまろやかさが混じって タンニンが姿を消してくる。君はどんな姿に変身しようとしているの?


サラダきました。グリルの野菜を乗っける。



薬味数種類、これが良いマリアージュをもたらす




牛肉、なす、チーズ、焼きカレーでトロトロ、抜群の旨さ


ご飯は、ほんの少しだけいただきました。

まろやかさはどんどん増して果実味の層が何重にも広がっていく。 辛口カレーと合わせると牛肉の美味しさの他にワインは果実味が一緒に際立ってくる。



スパイスが効いたカレーとはピッタリ100%とはいわないが、この中に焼きチーズが入ってることで仲を取り持ってくれてる。 これによって品種のシラーが非常に特徴的な味わいを出し始める。 カレースパイスの奥深さ、異文化との融合


ラストアタックは見事に変わり、甘さが姿を消しフォローに果実味が出てくる。タンニンは相変わらず弱い。それがまたテーブルワインの人懐っこさではないだろうか。 


ラストのラスト、ここに来てアルコールが香る、カカオ豆の香り、ほのかに樽香、果実味、平地と太陽光と穏やかな風、土壌は 水はけは良いが砂利層ではないと思う。


不思議だ、このワインはよくあるワインとは真逆で、時間を逆行している。抜栓直後のイタリアワインのあの果実味の強い主張や、なかなか開かない頑固なボルドーなどとは違う。一口目から、めくるめくワインの美味しさが広がるのだ。そして後半から肉を食べたくなる。それも普通の一口で食べられるようなサイズの肉だ。牛肉を串に刺して焼いたもの、何てのも良いだろう。カレー、しっかり肉入ってるの行けます。あたしゃ、何でも食べてマリアージュしてみるのが楽しいから。


デザートは写真だけ撮って、若いスタッフさんへプレゼント。



ごちそうさまでした。このワイン、旨い!テーブルワイン価格帯でパーカーポイント、何度も貰ってる。醸造家は世界数ヵ国でワインに携わったようだ。


『身の毛もよだつ怪物、肝をつぶすようなお買い得、決して忘れられないフィニッシュ』とはロバートパーカー氏の評価高の言葉。


ドメーヌ・ラファージュ・コテ・シュッドのワイン。今回はシラーとグルナッシュ。この頃、グルナッシュの魅力に取りつかれている。


ドメーヌ・ラファージュ・コテ・シュッドのワインは、この他にもカベソーやピノノワもあったような。飲み比べしたいなぁ。しかし、あまり牛肉のカレーまで食べて、私はお腹が満腹で苦しくなるほど楽しみました。




ドメーヌ・ラファージュ・コテ・シュッド 


あまりの美味しさコスパ高のモンスターワイン、売り切れ続出


 

 

 

 

 


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