KWV カセドラル・セラー カベルネ・ソーヴィニヨン2017
ちなみに、右側にちょっと映っているのは、ソムリエさんが通りすがりに注いで行ったスパークリングワインです。
南アフリカの赤ワインに戻りましょう。
KWV カセドラル・セラー カベルネ・ソーヴィニヨン2017
品種カベルネ・ソーヴィニヨン100%
アルコール度数14%
しかし、しかし、飲むと不思議なことに
カベルネ・ソーヴィニヨン100%⁉️となる。
テイスティングした女性スタッフの方もシェフも、何かしら別の葡萄品種がブレンドされているのではないかと思えるのです。
そう、それはこちらなのかも。
産地南アフリカ
ステレンボッシュ48%、ボテラリー26%、ダーリン11%、ウェリントン10%、ボットリバー3%、パール2%
何とカベルネ・ソーヴィニヨンでも産地で違うテロワールをブレンドしたワインなのです。
確かに同じ葡萄品種で100%には変わりはないが、この面白さ。6ヶ所の葡萄が混ざり有って、どんな化学反応を起こしたのか。最後のパール2%とかボットリバー3%とか、何で入れたんだろう。何かがあるからだ。
わぁ~神の雫のようだ‼️
濃い目の果実、色も果実味も、長く続く余韻。アルコールがほとばしるよう。シナモンやアニス、たばこの香りや、微かに香るシダ杉なんて書かれていると、それぞれ、どの産地の葡萄なんだろうと空想の世界で南アフリカに飛んで行ってしまいます。
柔らかいタンニンは不思議なことに私はカテドラルのような聖地が浮かんで来ました。
こちらのワイン、コスパ高だと思います。おすすめです。
また、コロナの影響で南アフリカのワインは輸出が困難になっているとニュースで知りました。ワインに携わっている皆さんも大変困難に直面しているそうです。一日も早くワインが正常に輸出できるようになることを祈り願います。