続き、簡単、時代劇の帯結び~帯揚げ帯締め無しOK | 風月庵~着物でランチとワインと物語

風月庵~着物でランチとワインと物語

毎日着物で、ランチと色々なワインを楽しんでいます。イタリアワイン、サッカー、時代劇、武侠アクションが大好きです。佐藤健さんのファンで、恋はつづくよどこまでもの二次創作小説制作中。ペ・ヨンジュンさんの韓国ドラマ二次創作小説多々有り。お気軽にどうぞ。

引き続き、簡単に締められる時代劇でよくみる引き抜き結びです。

前回は左右の羽根を、リボンのように
しっかり結んだところまでいきました。

これで両手を離して緩みません。さて今度は下の たれ を裏の黄色を出して広げます。

これを広げたまま、さっきのように下から上に持ち上げて、帯のリボン結びと伊達締めの間に差し込み、出てきた
帯の端を引き抜きます。


よいしょ、よいしょ、シワになっても後で形を整えますので、まずは帯を差し込み、下から引き抜きましょう。

黄色の たれ の部分を引っ張り出しておきます。

これで大部分が出来ました。

左右の羽根を持ち上げて立てると、立体的になります。
これでほとんど出来上がり。あとは帯を右回りに半分ずつ回して後ろに。少しお腹を引っ込めると楽に回せます。

帯揚げ、帯締め無し。これでも出来上がりなのですが、帯締め、帯揚げをプラスしてもOKです。



帯揚げを帯に通したら、前で結びますが、ここでちょっとした工夫。残りをハンカチのように畳んで、脇ではなく、真ん中に縦におしこみます。

これだけの事ですが、意外や意外、スッキリ入り、綺麗に収まりました。私は今、腱鞘炎で親指が痛いので、帯揚げを脇に仕舞うの毎回、痛さに顔をしかめていましたが、縦は痛くないし、楽々、折り畳むのも簡単。お薦めです。



出来上がり
あとは、合わせ鏡で曲がりや位置を直しましょう。


時代劇の引き抜き帯、簡単バージョン出来上がり

半幅帯のカルタ結びの延長戦という感じです。

どうぞ、気楽にチャレンジして楽しんで下さい(^-^)/