朝、あまりのだるさに、ゼミを欠席しようと考えたほどだ。意識はかろうじて保っている。しかし、体に指令が伝わらない。動け、動け、動いてよー! いくら叫んでも、声は闇に飲み込まれていった。


五度目にしてついに体に指令が伝わり、なんとか起きることができたのでしたが、追い打ちをかけるように、右膝の痛みに襲われ、ろくに動けない。ズキズキ……と容赦なくぼくを苛む。きょうは厄日だろうか。


それでもなんとか学校に着いた。二時間めであったのが幸い。


で、ゼミ。気がつけば、ゼミの中でぼくが一番遅れているじゃないか。これはいよいよもって大変だ。最初はロケットスタートだったのに、気がつけばペケくん。まるで、ハイスクール時代のな××くんみたいじゃないか! 一瞬、光り輝いた彼のように、ぼくもあとははかなく消えゆく運命だというのか。


しかし、ここのところへんだ。へんだと自覚しているだけ大丈夫なんだろうが、注意散漫だし、集中力を欠くし、まるで夢を見ているみたい……。


ああっ、うう、これからGやってこよう。

おれはウッソになる。

先生に言われたとおりにやってみるか。