これぞなろう小説原作アニメです
 
なんしか丁寧に作りこまれてて
 
作画・アニメーションはまぁ褒められたもんじゃないくらい酷いんですよ
 
アニメってそこじゃないんですよね
 
アニメは脚本と演出なんですよ
 
作画やアニメーションはおまけといいますかね
 
もちろんないにこしたことないんですけどもそれよりも大事なのはお話ですから
 
お話とお話し運びに動く絵が付随してるのがアニメなんで
 
これでいい、これがいいんです
 
何がいいか
 
これね原作二巻分でアニメ12話作ってるんですよ
 
アニメって本来こうあるべきなんですよね
 
小説1冊で6話
 
これくらい丁寧な方がいいんです
 
特になろう小説では
 
なろう小説ってねライトノベルと違って編集者なしで公開されてたもんなんですよ
 
だからねまぁ作者のエゴ全開でほとんどは失敗するんですけどもごくまれにライトノベルでは出てくる余地もなかったようなとんでもない傑作が生まれてくるんですけども
 
まぁそれの筆頭が本好きの下剋上でね
 
人の営みを、人類の暮らしっぷりを、文化の進化をこれでもかというほど丁寧に丁寧に紡いでいってるわけなんですけども
 
そんなものは普通のラノベなら許してもらえないんですよ
 
一見カタルシスを感じえない地味なことの連続なんで
 
それでも巻数を重ねるうちにじわじわと、ね
 
そんななろう畑原作のヘルモード
 
まぁ丁寧
 
見ててストレスが一切かからないんですよね
 
キャラクターが物語のために動いてるわけではないから
 
無理な行動がないんですよ
 
そのキャラクターがそのキャラクターの矜持で行動してるだけで無理な展開が一切ないからストレス0で見れるんです
 
これがなろう小説の一番のいいところやと思ってるんですよ
 
読者目線なんでね
 
無理な展開、1巻のなかで無理に起承転結つけなだめだからキャラクターに矛盾が出てくるんですよ
 
それがないんでね
 
まぁ丁寧
 
なんしか丁寧
 
世界観分かるんも最終の12話やし
 
そんなこともそれまでの11話でじっくりじっくり話に埋め込まれてるし
 
そうなんですよ
 
そうなんですよね
 
苦労して雑魚敵狩ってるところ見てるだけでも面白いんですよね
 
なんなんでしょうか
 
ふつうの異世界モノならそんなシーンに面白さなんて感じないんですけどもヘルモードの雑魚敵狩ってるシーンって面白いんですよね
 
分かりますか?
 
本当に面白いゲームってレベリングも楽しいじゃないですか
 
そんな感じ
 
何の意味もないシーンでも面白いんですよこのアニメ
 
何か月がかりで鎧アリの巣を駆除するシーン
 
ただじわじわ狩っていくだけなんですけどもなんしか面白い
 
不思議ですよね
 
初めから最後までずっと面白いんですよね
 
最後の逃亡劇もクソおもろいしなんやアレ?
 
なにアレ?
 
相手は足跡見つけさえすれば勝ちやからなんしかぐるぐるぐるぐる円状に攻めてきよるんとかも面白くて
 
あんな攻め方もあんま見たことないやんか正直
 
でもそういう能力があるのならそうやって虱潰しに見つけてくるじゃない
 
なんか敵も最適解で動きよるんですよねこのアニメ
 
主人公のために頭悪くしたり弱体化させたりしないんですよ
 
ハンターハンターとまで言ったら流石に言い過ぎやけどもこれ話数重ねてスキルバトルになっていったらとんでもない頭脳戦になっていくんかもしらん
 
そう思わしてくれるような最終話の逃亡劇やったですよ
 
本筋話しましょうか
 
ヘルモードとはどういう物語なのか
 
なんでこんなに面白いのか
 
ノブレス・オブリージュを描いてるからです
 
「貴族の務め」なんかまんまそうやんか
 
だから描き方が丁寧なんですよ
 
本気でノブレス・オブリージュを描こうとしてるから
 
より良く生きるとは何なのかを描こうとしてるんですよヘルモードは
 
異世界モノで
 
12話の最後にアレンが言ってたセリフがすべてなんですけどね
 
なぜ俺はヘルモードのこの世界に転生してきたのかって
 
「ずっと考えてきた
なぜ俺はこの世界に転移じゃなく転生したのか
ちゃんと意味があったんだ
農奴の身分に生まれ、ボア狩りをし、従僕として貴族家に召されなかったら学園に行くこともなく、魔王と戦う力は得られなかった
そしてヘルモードにも意味があった
真のやりこみゲーを求めてサイトを見つけ、俺は選択した
創造神は最初から転生という究極のヘルモードを選ぶものを探してたんだ
勇者が現れてもなお魔王に脅かされるバランスの壊れたこの世界を救うために」
 
魔王と戦う力とはもちろん能力のことなんですけども、心の力という意味も含まれてるんですよね
 
自分の勝てなかったセシルの兄ミハイが貴族の務めのために若くして戦死したと
 
ミハイはほぼ死ぬと分かってても逃げなかったんですよ
 
国民のために、世界のために戦って死んだんですよね
 
その美徳、心意気を受け取ってアレンは魔王を倒すことを誓うんですよ
 
もちろん父ロダンが家族のため、村のために率先して命かけてボア狩りをし続けてきた背中を見てたからでもあってね
 
なんて美しい序章なんでしょうか
 
美しいな
 
決意の序章としては完璧なんじゃないでしょうか
 
復讐のためじゃないのがまたいいやんか
 
そんなロマンティックなストーリーはヘルモードには似合わないんで
 
父の生き様、男爵家の生き様を背中で学んで決意したんですよアレンは
 
これ書ける作家はなかなかいてないですよ
 
素晴らしいですね
 
こんなもんはもちろん星5個なんですけどね
 
ただ続編があるということで
 
続編への期待も込めてちょっとだけ評価下げときます
 
これ書ける作者が面白くない展開書くわけないんやもん
 
面白いです
 
おすすめですね
 
2期始まるまでに見た方がいいです
 
ここには書かなかったんですけども全話面白いから
 
正直言うてなろう小説の中でもトップクラスやとおもってるよヘルモードは
 
本好きかティアムーン帝国物語かヘルモードかでしょ
 
いやぁまだ読んでないけど今後の展開によってはヘルモードが1位かな
 
なんかとんでもない作品になりそうな気がします
 
なんしかこのお話を飛ばさず丁寧に2巻分を12話しかけてじっくり作ってくれた制作の株式会社横浜アニメーションラボと玉川真人監督の英断には感謝しますね
 
他の小説原作アニメもこれくらい丁寧に作ってくれた方がいいのにね
 
転生したら皇帝でした なんて2巻を12話で作ったら最終話伝説残せるで
 
他のアニメもこれくらい丁寧に作ってください
 
お願いします
 
別に作画とかアニメーションは二の次でいいんで
 
脚本と演出だけはこだわってください
 
お願いします
 
ヘルモード1期は最高でした
 
2期も期待してます
 
ではでは〜❤️