前回投稿した『 【懐古録】エロビデオ #3 』は、アメブロ運営から削除されてしまった。

 

 これで、削除は2回目になるのかな。

 

 自分の思い出話しなのに、まぁ仕方ないか。自粛しよう。

 

 

 ところで、タイトルに使っている 【懐古録】 。

 

 いつか自分史を作るときのネタになるというものに、使っている。

 

 ---------------------------------

 

 で、今回は

 

 【懐古録】アマチュア無線

 

 

 従兄弟に感化されて、少年時代にアマチュア無線を始めた。

 

 講習会に参加すれば、簡単に無線局の免許証をもらうことができたが、子供の小遣いでは無理。

 

 「アマチュア無線教本」を古本で買ってきて、独学で勉強した。

 

  電気工学の理屈がよく分からなかったが、長野市まで受験に行った結果、合格した。


  中学2年のときだ。

 

  当時の郵政大臣からもらった免許証は、昔のパスポートに似ていて、風格があった。
  (今の免許証は、各地方の電波管理局長名で発行される)

 

  コールサインは「JA0O●●」


  車のナンバーでいうと、「品川5 あ ●●-●●」


  のような初期のイメージ、よくいえば威厳がある。

 


  アマチュア無線は、「世界各国との通信」のイメージがあるが、


  それは、高出力のHF機に、ばかでかい高利得のアンテナを使ったときの話しに限られる。

 


 50Mz

 

 私がまず始めたのは、50Mzの周波数帯。


  トリオ(現ケンウッド)の、TR1200という、ハンディ機を中古で買った。


  出力は、たったの1ワットしかない。

 

  長野県は、周りを山に囲まれているから、1メートル程度のロッドアンテナでは、遠くまで電波が飛ばない。


  せいぜい、レジャーで使うCBトランシーバーに、毛が生えた程度となる。

 

  そこで、山に電波をぶつけて、他県に電波を送る、「山岳反射」を試みた。

 

  材木で2段の四角い枠を作って、指向性を出す仕組みだ。


  家の屋根にアンテナを上げて、遠くの山を狙ってみたが、うまくいかない。

 

  ときどき、「Eスポ」といって、電磁層の加減で、新潟や山梨県の局が聞こえたが、


  こちらから呼びかけてみても、出力が小さいから、届くことはなかった。

 

  TR1100の後継機ではあったが、あまりにも電波が飛ばないため、


  フクヤマの、FD-AM3Dに浮気をしようか?と考えたときもあった。

 


144Mz

 

 次に手を出したのが、144Mz帯の周波数。


  使ったのはトリオの名機、TR2200の中古だ。


  出力は、TR-1200と同じで1ワット。


  外部アンテナまで予算が回らないから、内蔵されているホイップアンテナを使うしかない。


  144Mzの波長は、2mとなる。


  その周波数に同調する1/4の50cmの長さのアンテナとなっているから、オモチャのトランシーバーよりも短いアンテナだった。

 

  周波数が任意に可変できるVFO方式ではなくて、水晶発振方式だ。


  送受信それぞれに、周波数が定まった水晶発振素子を使い、その水晶発振も6チャンネル(以下「ch」と略す。)しかない。


  シンセサイザにより、可変周波数となったのは、もっと後のことだ。

 

  まず、メインchを指定して、呼びかける。


  「ハローCQCQ こちらは、JA0O●●。
  お聞きのステーションございましたら、コンタクト下さい、待機します。」


  すると、「JA0O●●、こちらは、JA0¥¥¥。 よろしかったらサブチャンご指定下さい。」
  とくるので、「了解、JA0¥¥¥。待機願います。」といって、他のchを探しに行く。


  機械には、6chの周波数が設定できるが、メインchに一つ、
  別の目的に一つが使われているので、残りは4chしかない。


  もちろん、使われているchはダメだが、何も聞こえないchであっても、
  「チャンネルチェック、チャンネルチェック。こちらはJA0O●●。このチャンネルお使いでしょうか?」
  と呼びかけてみる。
  何も返事がなければOKだが、「使ってますよ!」と返事が来ることもある。


  12エレメントの8段スタックのような、立派なアンテナの持ち主なら、いろいろ聞こえるだろうが、
  前述したとおり、私が使っているアンテナは、たった50cmしかない。
  遠くの微弱電波は、聞こえてこない。

 

  4ch全部がふさがっていたら、メインchに戻って、
  「JA0¥¥¥、こちらはJA0O●●。当方のサブチャン、全部ふさがっておりました。
  またの機会にお願いします。」
  ということになる。

 

  chが空いていた場合は、メインchで、
  「JA0¥¥¥、こちらはJA0O●●。144.06は、どうでしょうか?」
  と聞いてみる。
  「すみません、当方は144.06持っておりません。」
  ということになると、また、空きch探しに翻弄される。

 

  「了解。144.06に移動します。」
  となれば、移ったあとに氏名、場所の交換や、簡単な挨拶を交わす。

 

  中学生や高校生のときは、かなり、新鮮な出来事だった。

 

  さっき、「chのひとつは別の目的」と書いた。
  その「目的」とは、、、大きな声じゃ言えないが、「ポリス無線の傍受」だ。

  パトカーなどの無線の周波数が、アマチュア無線のそれと接近しているため、
  専用の水晶発振素子を差し込むだけで、聞くことができた。

  しかし、平和な長野県。 事件なんて起きずに、もっぱら「免許照会」ばかりだ。
  一斉取り締まりなどのときに、免許証不携帯の人がいると、住所氏名生年月日を聞き、
  無線で免許証取得の有無を問い合わせるのだ。
  ある日、同級生が照会されているのを聞いたときには、笑ってしまった。


  自動車を買ってからは、144Mz帯全部をカバーできるモービル機を積んだ。
  しかし、東京では144Mz帯のどのchも、いつも話し中で、あまり利用することがなかった。

 


27メガ

 職場の先輩に、同県人がいた。その人のコールサインは、「JA0B▲▲」。
  まだ若いけど、コールサインじゃ大先輩だ。

 

  その人と相談して、27MzのFMを買ったことがある。
  車に積めるし、機械が安い。 高利得のアンテナを繋げば、かなり遠くでも会話ができる、はずだった。
  しかし、機械の性能が悪かったためか、通信距離はせいぜい10Km以下。
  また、利用している人も少なかったから、すぐやめてしまった。

 

その後
 

  東京に住んでいたときに、「JN1L■■」のコールサインを取ったが、「JA0O●●」のコールサインに憧れて、また取り戻した。


  しかし、もう免許状の更新も行っていない、、、、、、

 

  アマチュア無線に惹かれたのは、「こんな小さな機械で遠くの人と話ができる」ためだったと思う。


  いまは、スマホがある。

  胸ポケットに入るほど小さなものなのに、生活エリアであれば、日本全国どこでも確実に繋がる。
  希望すれば、外国とも可能だ。
  もっとも、料金は高いが。

  生活に余裕ができたら、またコールサインを申請し、無料の無線通信を楽しんでみようかと思う。