利食いのポイントを探るのはなかなか難しいと感じていますが、今日は新日鉄についてチャート分析をおこなってみました。
まず、週足チャートにて中勢的なトレンドについて確認しました。2007年7月につけた高値964円で頭打ちとなり、同年8月17日の暴落時安値700円をつけた下落第1波、続いて同年10月高値872円を高値に同年11月下旬に安値596円をつけた下落第2波、そして同年12月27日高値703円を起点に現在続いている下落第3波は継続中とみて取れます。次にそれぞれの下落率を計算してみますと、第1波が27%程度、第2波が31%程度、そして第3波は現在値で24%程度。適当にマケスピのチャートでメジャーラインを引いただけなので多少の誤差はあると思いますが大体のところはこのような感じです。
さて次に、今回の下落の下げ止まりの目処を探ってみようかと思いますが、まず2005年の10月からおよそ1年間続いた中段もちあいで400円前半に蓄積された出来高がありますので、もしここまで下げれば本格的に下げ止まりとなるのではないかとみます。しかし、その前には500円という心理的な節目があり、またこれが前述の1年間の持ち合いレンジ上限であることからも、500円付近で一旦下げ止まることは容易に想像できます。先ほどの下落率を当てはめてみても、500円どころでは28%程度の下落率となり、下落第1波2波に相当する下落率となります。また、2007年11月から先日までの持ち合いレンジは値幅にして約100円であることからも、セオリーとしては売りポジションは500円近辺での利食いとなるでしょう。500円辺りからは下落の動きが鈍くなるのは明白なので、たとえさらに下があるとしても資金効率を考え一旦利食いが正解と思われます。ここで付け加えておきたのいのは、500円はあくまで手仕舞いのポイントであって買い目標ではないということです。そして、数日でポジションを手仕舞うスイングトレーダーとしては地合い等の影響で500円まで下落せずに一旦反発局面に入る場合、500円を待たずして利食いが正解だと思います。これは特に資金効率を重視するからです。
かなり初歩的と思われる分析で恐縮ですが、もちろんこれは今現状のファンダメンタルズのもとでのテクニカル分析ですので、条件が変われば自ずと目標も変わってきます。
さて、連休明けの日本市場はどうなるか。そもそも分析はすれど、その通りに動いたためしがないので常に頭は柔軟にしておかなければと思います。