私には勝手ながら師と仰いでいる凄腕ブロガーがいます。そのお方もサラリーマンをしておられますが、ここ数年のパフォーマンスはものすごいものがあります。毎日ブログを書かれており、凄腕投資家としてはすでにかなり有名なのではないかと思います。スイングトレードを得意とされており、国際優良株から仕手株・襤褸株、新興株まで何でも手がけ、特にすごいのは動く銘柄への嗅覚の鋭さと正確さ、それからトレンドに対する切り替えの早さです。
この方のブログに出会ったのが去年の2月ごろだったと思います。それから毎日欠かさずブログを拝見していますが、私はそれまで負けっぱなしでした。ちょうどその2月末でしたか、中国発世界同時株安が起こり、年初から少しうまくいっていたのに一気にマイナス転換。ドローダウン20%というこれまでで最悪の損失を記録しました。投資資金が少ないとはいえ一発で20%(金額にして60万円)の資金を失うのはさすがに応え、そこで投資をやめようかとも思いましたが、なんとか気力を振り絞ってぼちぼち続けていました。まあその後も何が変わるわけでもなく、順調に損失を積み重ねていきましたが、ある日「この人の真似を単純にしてみれば儲かるかも」と閃いたのです。こう書いてしまうと他力本願的な発想のようですが、氏はなぜその銘柄を買ったのかを自分なりに分析してみたり、買建一色のポートフォリオが翌日突然売建一色になったりする理由を自分なりに探ったりして、勉強の材料として利用させてもらいながら実際のトレードも氏がよく手がける銘柄でおこなってみました。最初のうち、結果は相変わらず酷いものでしたが、そこからどうして同じようにうまくいかないものかと考えだしたのがよかったのでしょうか。少しずつ損益が安定してきて、昨年の10月から成績が上向き始めました。真似をするというのは邪道のように感じますが、実際には得るものが非常に多かったです。親方の技術を弟子が見て盗むアレに少し似ているのではないかと思います。そう考えるとかなり合理的な勉強法といえるかもしれません。(余談ですが、ブログで公開している私のポジションの記載の仕方も、他のどのブロガーよりも見やすく分かりやすいものだったので氏の真似をしています。)
2007年は300万円からスタートした投資資金が5月の時点で210万円となり、このころから少し成績が安定しだしてきましたが、それでも9月の時点で160万円台を記録しました。しかしその9月の下旬から10月中旬まで続いた短期上昇トレンドにうまく乗ることができ、一気に200万円まで復活。ちょうどそのあたりから戦略にショートを取り入れ、次の短期下落トレンドにも利益を出すことができ11月には210万まで復活、12月は少しロスカットの遅れたトレードをしてしまい、それが響いてマイナスとなりましたが総資金では205万と、200万円の大台(?)はなんとか死守しました。
今読んでいただいてる読者様ならば、私のブログなんかを訪れていただいているくらいですからそのお方のブログでしたらおそらくリンクを貼らずともご存知と思いますし、勝手にリンクを貼って良いものか分かりませんので割愛させていただきますが、投資においても良い例を真似るというのはあながち間違いでもないと思います。異論もあるでしょうが。ちなみになぜ私がそのお方を師として選んだのかといいますと、まずご自分の相場観をしっかり持っておられること、相場に対する真摯な姿勢、そしてなにより年齢が近く、性格などの人間性に同じにおいを感じたからです。投資というのは、その人の性格にあった投資スタイルというものがあってこそうまくいくものだと思っています。ここはかなり重要と認識しており、氏のプロフィール紹介を読ませていただいて、笑えるくらい似通った性格だったため親近感も沸いてきて、いつしか弟子になったつもりで毎日ブログを読ませていただいていました。
私が手がける銘柄は今後もおそらく氏と同じような銘柄になるかと思います。それについては異論をお持ちの方もおいででしょうが、最終的な売買の意思決定は自身でおこなっています。そのため、時としてトレンドの見方が私と氏とでは逆になることもあります。それにより損失となった場合、これも良質な反省材料となるのです。
たかが200万円ぽっちで何を偉そうなことを、と言われても仕方ありませんが、ようやく勝つための何かを掴みかけたという実感があります。そのきっかけとなったのが氏の存在でした。もちろんこれからは勝てるなんてこれっぽっちも思っていませんし、正直相場を続けていくことに不安は拭いきれません。なにせ740万円を160万円にした経緯がありますので。私の投資技術は所詮素人の域、今後も精進あるのみです。