今夜も除湿器をぐぉんぐぉんうならせながら稼働させるぞいっと。


おいらは就職活動中の身だったりする。

今日は設立9年目のベンチャー企業レ○ス主催の説明会に参加した。

資本金2億
売り上げ18億
経常利益1億
従業員数100名(+スタッフ100名)


おいらはベンンチャー企業の説明会は初参加だった。

結論から先に言うと、全く惹かれなかった。

まったく。

なぜか?

見ていて、聞いていて、腹が立つ事ばかりであったから。

共感どころの騒ぎではない。

腹が立った原因は主に以下の二つから派生していると思われる。

1. 学生の気を引くためだけのフレーズが至る所に散りばめられていた。
2. ベンチャー企業であるにもかかわらずアツいビジョンを語らなかった。

1について具体例
「入社一年目にして会った役員クラスの数190名」
「次のアポイントまでタクシーで移動」
「会社の売れっ子の取締役NYへ出張」
「成果を上げてるものには一ヶ月のリフレッシュ休暇を検討中」
「成果を上げてるものには一年目から給与に歴然とした差がつく」
「課長・部長・役員へいかに早く昇進できるか説明」

もうね、あきれてほんと開いた口が塞がらなかったよ。
どれもまったく中身のないアピールポイントばかりだ。

2について
規模が小さい事、取引相手が実は弱小企業ばかりである事、は仕方ない。
どんな一流企業だって最初はそこからスタートする。
IBMしかり、HONDAしかり、Canonしかり。
だけど、一流会社にのし上がったこれらの会社は創業者がアツイ思いをもって始めたんじゃないのか?
ものすごいこだわりと情熱があってはじめたんじゃないか?
変な肩書きや昇進の早さや給与の格差なんて全く頭になかったんじゃないのか?
アツイ思いがあったからこそ、こんなにも会社がでかくのしあがったんじゃないのか?

レ○スは、ロマンがどうたらこうたらパンフレットには書いてあったが、
本気でそれしか語る事がないのか?
人材マーケットにおいて潜在ニーズの部分を掘り起こしているのは感心できる。
隙間を上手く狙ったなと。
だけどさ、なんであんたの会社がそれをしないといけないわけ?
そのビジネスをする事によって社会にどんなインパクトを与えたいわけ?
別にごたいそうなものじゃなくてもいい。
一見、夢見がちに思えるものでもいい。
コッパズカシくなるような事でも平気で言ってのけれるのがベンチャーの良さじゃないか。
強い思いのない弱小起業なんかが生き残れるほど世の中甘くないとおいらは思う。


あの会社は、
自己満足のためだけに集まった若造共が仕事とはなんたるかを全く理解する事なく、
なんかすごい事に加わってる気になる場所だと理解している。

これほどまでに腹の立つ説明会はないが、
やはり勉強にはなる。
比較検討の材料が増えたから。
主任、係長、課長、部長といった、役職について少しはわかるようになれたし。

どうもありがとう、レ○ス。
六本木ヒルズのワンフロアをほぼ貸し切るにはかなり金がかかっただろう。
おかげでいいビューを楽しむ事が出来たよ。
ま、金も実力もまだまだないのにそんなところで見栄はってしまうところが程度の低さを表してるんだけどね。


あ~あ、随分と今日は毒舌だ。
いかんねぇ。