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何を考えているのだろう

辻褄の合わないこと、明らかに矛盾していることを平気で口にする人。月収30万以上のところに就職したいと言うくせに、難しいことはやりたくない、頭を使う仕事はしたくない、能力以上の要求されても困る…収入が少なくやってられない、弱い人間が一番損をするとか言ってるくせに、手間のかかる仕事はやりたくない、嫌いな人からの依頼は断りたい、忙しくて他の仕事はできない…いつでも笑顔でいることがモットーですとか言いながら、すぐに機嫌が悪くなる人。周囲の人のことを考えなくてはいけないと言いながら、まったくもって自分の感情最優先の人。私のような底辺な人間とか言いながら、誰に対しても上から目線の人。いったい何を考えているのだろうか…

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古い鎧(3)

しかし誰もが優秀な剣士と出会うとは限らない。出会わなかった場合は古い鎧を身につけたままとなってしまい、鎧は品質も防御性能も劣化して重さと厚さが増して身につけている人間の動作も判断も鈍くなる。そして鎧を壊されるタイミングは遅くなるに従って剣士と出会う確率も低くなる。いや、出会っていたとしても剣士も鎧を壊してはくれなくなる。40歳を過ぎたころから鎧を壊された人間のダメージは大きく立ち直れない可能性もあるからだ。特に若いころに壊された経験の無い人間は、新しい鎧を形成するまでには膨大な時間がかかってしまい、下手をすると一生のうちに新しい鎧が完成しなくなる。決して強くもない若い剣士でも、本気でかかれば一撃がやられてしまいそうなオンボロな古い鎧をしぶとく身に付けて、刀だけを振り回しているオッサンとかは、そういう人なのだろう。

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古い鎧(2)

普通は成長する課程、特に若い時期に優れた剣士と出会う。剣士はまだ薄くて脆い鎧を容赦なく叩き壊してくれる。跡形もなく粉々にしてくれるのだ。鎧を壊された若者は、剣士のことを恨み、憎み、悔しい思いをしながら新しい鎧の形成に勤しむ。形成された鎧は最初のものより軽くて丈夫だ。これなら無敵だろうと思っても、もっと機動性に優れた、品質の高い鎧をまとった剣士と出会い、またしても鎧は粉砕されてしまう。一生のうちに何度かは剣士によって鎧を壊されてしまうのだが、気が付けば己も剣士となり、薄い鎧で闊歩している若者の鎧を壊す役回りになっていたりもする。

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