その小さな小さな心では
抱えきれないほどの問題がいっぱいになってしまうから
いつかまた酷く疲れてしまうことがあるかもしれない
もう憶えてないかもしれないけど
冬が明けた頃の公園の並木道で
先に歩いてしまった その後ろのほうから
こっちをしっかりと見ながら一生懸命に
自分の両脚で歩いてきてたよ
その姿を決して忘れずに今日まで生きてこれた
もしかすると この先 何年かあとになると
まわりに誰もいなくなって
独りぼっちになってしまう日もあるかもしれない
そのとき 誰に何を話せばいいのか
こんなことが嫌だったとか
身体のここが痛いとか
誰も訊いてくれないかもしれない
それでも決して投げ出しちゃだめだよ
弱くても小さくても必ず誰かに必要とされる日が来るからね