仮題： 今日の我々の一年の過ごし方
97'nov 17th
その現実は 内側で騒ぐほど とても素晴らしいとされるものではなく
その言葉一つ一つに誰もが外れるように
本来の自分自身を見出だせずにいる
誰か本当に
その存在を知ったことで身も心も救われ
生きている毎日を本来の自分の在り方として実感できたのだろうか？
苦しい自分と幸せな自分／金を心配する生活と金を望む生活
偽りではなかったはずの信頼が結局は偽りとされ
心の中に築かれる将来への不安
誰も人を裏切ることを教えたわけでもないし
誰も何かを疑うことを薦めたわけでもない
ただ 裏切られたように思えて仕方なくなるような扱いを受け そこから疑う気持は、
「楽になりたい／楽になれるような気がする／楽になれると思う」
そう信じよう きっと信じられる…と……ところが
「楽になりたい／楽になれるのだろうか／楽になりたかった」
そう信じてきた きっと信じられると思っていたのに…と
そんな淋しさと向い合わなければならない所に自分を押し込めてゆく
その強弱の度合がどうあれ
創られ方の違いの云々を言う前に
ほとんどの存在が間もないうちに離れてゆく
そんなふうに自分の命の無駄遣いはもう止めて
本来の自分自身から自分が離れてゆくことに見切りをつけるべき時
どんなに小さなことでも何か生き甲斐を見つけるべき時
それは今だ
一刻も早く……