かけがえなき歌
午前十時の快速列車 切符を握る社会人
俺達は法律に守られている故に法律に縛られて生きる
縛られるか守られるかは本人の生き方次第
守る者があって暮しを楽にするために働く人達
今日 喰うために働く奴
限りない野望に向って働く者
知らないこと許りで ぼんやり働く人
夢を現実にしようと目的ある人
使い方もロクに知らず ただ泡銭を持ってる者
そういう愚痴を酒の力で吐き出す奴……
唄ってみよう 躍ってみよう 躍れなければ観てみよう
時に 言葉を綴る何分かが かけがえき歌となる
午前十時の快速列車 定期をしまう子供達
俺達は生きているが故に何者かに支配され ここに存在する
自分がやるべきことを摑み獲るのは本人次第
余裕ある人間は相手の心に耳を傾ける
身体を壊さない生き方は今日を無駄にしない充実 ----------------
子供が子供らしくない時代 suffer little children
まだ幼いのに もう30年近く生きてきたような顔つき
社会を生き抜いて行こうとする眼つき
甚だしいしい讒口【ざんこう】と10円玉の価値 そして 筋力の衰え ----------------
金で購えないものが購えるようになったのか?
唄ってみよう 躍ってみよう 唄えなければ聴いてみよう
時に 言葉を綴る何分かが 苦しい時の力になってくれる