とある女性たちの写真集の仕事をした。
そこに被写体として写る彼女たちには皆それぞれどちらか一方の片足がない。
各人、さまざまな理由で片足切断を余儀無くされた女性たちが11人。
正直、写真集のタイトルはセンセーショナルに感じて、あまり良い印象ではなかったし、やはりそこにあるべきハズの身体の一部が無い様はショッキングに感じたのも事実だった。

またなにかしら揶揄に感じるアーティスティックな表現の写真も数点見受けられ、そこは不快感とともに色々と考えさせられてしまった。
しかし被写体として写る彼女たちは様々な顔を見せていた。

それはスポーツに勤しむ姿だったり、時には朗らかに笑顔を見せていたり、また自身の生き様を語るかのように誇らしげな表情を見せていたり。

身体の欠損を単純に「かわいそう」とか感じてしまうのは偏見なのかもしれないが、やはりその気持ちは少なからず湧いてしまう。

(ごめんなさい)

けれど素直に感じたのは
「人間ってすげー」だったし

それを伝える写真って凄い表現力のあるツールだと改めて思ったし
なにより、こういう風に力強く「生きている」人にオレは憧れる。

今のオレは「無くしたモノ」を取り戻す・・・そればかりに捕らわれている。

今「出来ること」
「いまだから出来ること」
そんな風に考え
「生きる」を見つけられるようになりたい。