クルーズ3日目の朝です。
麗しの三河湾。
遠くに風力発電の風車が見えます。
船が反転して止まったので、朝日が眩しい。
クルーズ中、ずっと晴れる方が稀なので、お天気が良いとそれだけでテンション上がりますね。
蒲郡の港です。
左上の方にずらりと停めてあるのはトヨタ車(拡大してみて)
ここがトヨタの領地である事が解ります。
個人的にこういう、普段関係者以外立ち入り禁止になっている港って好きなんですよね。
この日は朝一番のエクスカーションを予約していたので、さくっとダイニングで朝ごはんです。
蓋を取って写真を撮れば良かった。
フルーツやヨーグルト、コーヒーなんかは中央のスペースにありますので、好きに取りに行きます。
普通のご飯は普通に美味しい。普通って素晴らしい。
出かける支度をしていると、なんか始まりました。
蒲郡市の歓迎セレモニーらしい。
こういうのは普段ちゃんと見学する方なのですが、今回は観光バスの発車時刻が迫っております。
横目に見つつ、バスへ急ぎます。
船から下りる時は、駅の自動改札と同じように出入口でクルーズカードをタッチします。
これで所在を明らかにします。
忘れずにタッチしてくださいね。
観光バスの行き先は豊川稲荷です。
お稲荷さんに行きたくてこのクルーズに申し込みました。
念願がかなって嬉しい。
バスガイドさんの説明を聞き流しつつ、社務所へ急ぎます。
運が良ければ御祈祷の時間に間に合います。
駄目だったらご縁が無かった事と諦めるつもりでしたが、バスが奇跡的に早く着き、ご祈祷開始5分前に社務所に到着したので、無事、お祓いを受ける事が出来ました。
感無量。
御祈祷の奉納金は最低金額はあれど、いくら、という指定はないので、きりの良い数字でお願いしています。
今回も何も考えずにその金額を記入したら、思わぬトラップが待っていました。
奉納金額によって、その後のお接待が違ったのです。
赤坂見附の豊川稲荷別院ではそういうのは無かったです。
とらやの最中がお土産にあるだけでしたので、まさかお接待があるとは。
しかも金額によって、点心~お食事まで幅広くあったとは。
じゃん!
なんか広いお部屋に私達二人だけ通されて、精進料理が出てきました。
この時、まだ10時前です。
わずか3時間前に朝ごはんをたらふく食べてきた私達にとって青天の霹靂。
え、これ、食べるんですか?
他の参拝者は点心部屋に案内されてる。
どうもお茶とお菓子らしい。
え、そっちがいい!
とは言えませんので、有難く頂戴します。
これがまた、とても美味しい。
油あげの含め煮の味付けが絶品。赤出汁も美味しい。
美味しいのだけれども!
何の修行だろう!
いえ、有難い修行です!
掛け軸もいい事、言ってます。
自分から聴こうとしないと、その聲(声)は聞こえないよ!
という事でしょうか。
お料理は残さず頂きました。
ぱんっぱんのお腹をかかえ、ご祈祷のお札を頂き、観光を再開です。
狛狐。阿と吽
伏見稲荷もそうですが、お稲荷さんってこうずらっとなんか並んだのが好きですね。
この時点で観光バスの発車時間まであと30分しかなかったので、ひたすら敷地の中を歩いて、門前のお店でお土産買って終わりでした。
もっとゆっくり回りたかったし、開運通りも散策したかったのですが、時間短すぎ。
次回にチャレンジですね。
蒲郡の街は住みやすそうで、ちょっといいなと思いました。
港に帰ってきました。
簡易タラップで乗り降りです。
これが結構揺れる。
ちょうどお昼の時間で、この日は稲庭うどんがあったので楽しみにしてたのですが、さっきご飯を食べたばかり。
無理。
泣く泣く諦めました。
買ったお土産とか。
この後、港で物産展が開催されましたので、いそいそとタラップを降りて行きます。
観光地に!
銭を落とさずして!
何が観光客だ!!
船に乗ってしゃなりしゃなりとやってきたのだから、それなりに金を使う。
基本ですわ。