我が家の浴室に成人男性(30~70代)5名がみっちり詰まって、ぼそぼそ小声で施主に聞こえないように話をしているので、私も混ぜて欲しいわ!とオタサーの姫になるべく「それでどうですかぁ?」と声をかけると、現場監督バンビちゃんが「あ、え、その」と出てきました。
一応、現場監督ですので矢面に立たされるようです。
バンビちゃんによると
・換気扇の配線に問題はなかった
・乾燥機のヒューズが飛んで基板が焦げていた
・それとは関係なく乾燥機と換気扇の連動が取れてなかった(原因不明)
・乾燥機はメーカーが持ち帰って調べて報告する
この時、1年にわたり不便を強いられてきた私はかなり憤懣やるかたない気持ちでした。
そう、敷地に不法侵入された時と同じくらい私は怒ってました。
なので5名に向かってはっきりと言いました。
「なんでこうなるわけ?このカビが取れないシーリングを見て、どう思います?ここ新築よ?換気扇が動いていたら、こうはなってないですよね?なんでこの状態で引き渡すわけ?私、本気で怒ってますからね。
で、どこがやらかしたの?どこが戦犯なの?」
学校の先生に怒られる小学生男子のごとく5名の成人男性は一瞬黙り、年齢が上の方からお詫びの言葉が五月雨式に出てきました。
まさに怒られる小学生男子。
尚、戦犯についてはこの場では結論が出ないという事で報告待ちとなりました。
工務店の社長さんが換気扇メーカーの営業さんに向かって「フィードバックはうちにもして下さいよ」と強めに言ってました。
まあ、そうでしょうね。
工務店さんはとばっちりですものね。
正直、なんで工務店さんが来てるのか、私も解らなかったです。
なんで来たんだろ?
私も乾燥機メーカーさんに「必ず施主にも報告してください」と便乗して強めに言っておきました。
それにはバンビちゃんが「僕から!僕から連絡しますので!」とフォローしてました。
いや、お前が一番信用できないのだわ。
引き渡し前のチェックリスト、お前さんがチェックを入れていたが、結局何一つ目視すらせずチェック入れてただろ!!
鍵のかからない玄関ドアやトイレのドア、閉まらない収納扉、見れば分かる物まで見落としているわけで、そんなの信用できるかーい!
新品の乾燥機の設置がある為、電気屋さんと工務店さんが再度浴室に戻り、乾燥機メーカーの人は基板が焦げた乾燥機を抱えて黙って帰り(私がアフターサービスの人に呼ばれた隙にヤツは帰った)
私は前回リジェクトした2階床の是正工事の報告書をバンビちゃんから受け取っておりました。
浴室では電気屋さんの親方が厳しく指導をしてる声を聞きつつ、さっと目を通した報告書には、肝心な事が書かれていないばかりか、私をイラっとさせる文章が並んでおりました。
前回提出された報告書には、床の水平が取られていなかった事に対する「こんな工事をしました」的な内容しか書かれておらず、例の見えてはいけない物が見えていた件については微塵も触れられていませんでした。
そんな内容の物は受け取れませんので、
・工場がやらかした内容について克明に記載せよ
・工場の担当責任者の連名にせよ
と厳命していたのですが、工場での施工不良については1行だけ書いてありましたが、工場の担当責任者の連名はなく、工事部課長とバンビちゃんの名前だけがありました。
私の顔が険しくなったのを見て、バンビちゃんは「説明しますので!」と床に膝をついて、解説しようとしましたが、
補足説明が必要な報告書は報告書ではない
もう一回リジェクトすっぞ