言葉にしにくい微妙な気持ちになるリビングドアを抜けまして、

本丸のリビングに入ります。

 

 

リビングドアはわざと少しリビング側に引き込んでます。

ハウスメーカー提案のリビングドアは、右側の壁に水平に、

三和土の幅と同じ所に設定されてました。

それがどうも落ち着かず(個人の感想です)

 

細かい所なのですが、

少し引っ込める

少し下げる

少し出っ張りを作る

 

これらが、のっぺりとしたこのハウスメーカー特有の間取りから、

少し違った仕上がりを見せてくれるのではないか(個人の感想です)

そんな思いから、隙あらば

少し引っ込める・少し下げる・少し出っ張りを作るを繰り返し、

営業さんが目を離した瞬間に図面に書き込むという事を繰り返しました。

とんでもないメンタルゴリラです。

 

 

その結果、リビングドアはリビング側に少し下げる事が出来たのですが、

アウトセットハイドアの仕様が思わぬ伏兵となり、なんだかおかしな事に。

 

やっぱりこのアウトセットは変だよ!

アウトセットとは別物だよ!!

 

いつまでもリビングドアで止まっていると部屋に入れません。

 

 

でもまだドア(笑)

 

左の凹みはオープン収納です。

扉付の造作も提案されましたが、どうにもしっくり来なくて(個人の感想です)

ただの空間にしてもらいました。

現在はコートハンガーを置いてます。エコバックなんかも置けるようにしたので、

便利に使ってます。

凸凹しているのは2階の洗面所の配管があるからです。

 

 

窓の外に外構業者不法侵入事件の時に敷かれたコンクリートの上に住人の方の車がある為、ちょっと白塗りにしました。

FIXと縦すべりを組み合わせた4連窓です。

左側の窓は通常の引き違いです。ここからタイルデッキに出れます。

 

床は朝日ウッドテックのアネックスST 色はウォールナットです。

木ではないです。シート印刷です。

リビングに床暖房を入れた為、標準の床材が使えなくなり、ハウスメーカーに提示されたのがこの床でした。

使いたかった色味と違うので、他に無いのか?と散々ごねましたが、

営業さんが一歩も譲らず、不本意ながら入れた床です。

 

施主が入れたい色の床が入れられない。

それがこのハウスメーカー。

 

無垢材の大変素敵な床を作られてる朝日ウッドテックだけあって、

シート印刷もクオリティは高いと思いました。

正直、ハウスメーカーの標準の床より見た目は良かったです。

標準の方が値段は高いのに。

 

 

リビングエリアの広さは4.5m×4.5m

インテリアコーディネーター泣かせの正方形です。

およそ12畳です。

アクセントクロスはサンゲツのFE74298です。今は違う型番になっているかもしれませんが。

アクセントクロスは最後の方にヤケになって入れました。

取り寄せたサンプルはどうも気持ちにしっくりせず(個人の感想です)

Webカタログをぼーっと見ていて、なんか個人宅っぽくない壁紙があるなーこれでいいかーでサンプルも見ないまま決めました。

織物というかタペストリーぽい感じです。

案外悪くなかったです(個人の…以下略)

柄合わせの面倒な壁紙ですが、内装業者の方の腕が良くて、きっちり仕上げてくださいました。

これは嬉しかったです。

壁紙だけはトラブルなく仕上がりました。

 

土地の広さ、近隣との距離の関係、実家の希望を拾った為、

家の形が変則的です。

2つの箱をずらしたような形です。

その為、リビングエリアとダイニングエリアが分かれています。

これは最初から希望していました。

食事をする所とくつろぐ場所は別。

それが私達夫婦に欲しい間取りでした。

 

 

 

 

リビングからダイニングエリアを見た所。

 

 

リビングの中に入らないとキッチンは見えません。

キッチンユニットは「少し下げて」「少し引っ込めて」ます。

 

ダイニングから見たリビングエリア。

 

 

日当たりはそんなに良くありません。

室内に陽が入るのは、冬場で1日4時間程度です。

 

ならば暗くて結構!

1階のインテリアのコンセプトは、暗く重く固い感じです。

さして広くもないので、広く見せる自然派、ナチュラルに助けは求めません。

床が希望に反してこれになってしまったので、

それを生かす方向へ気持ちを切り替えました。

 

カーテンはサンゲツの紫に寄ったグレーです。

降ろした時よりも巻き上げた時の印象で決めました。

 

赤みのないブラウンに、明度の低いアリスブルー、ブルーグリーン、アッシュパープルあたりを合わせるのが好きです。

 

夫はこのしつらえを気に入ってくれました。

あまり可愛らしいのは、ちょっと恥ずかしくなるので、

これくらい素っ気ない方が落ち着くそうです。

リビングダイニングは夫婦共有の場所なので、昭和風味だろうがダサかろうが、

二人でソワソワしないで居られる場所にしてみました。