外構は玄関ポーチの形状を決めた以外、着工してから詳細を決める流れでした。

 

この日、納戸の開き戸問題で現場に来ましたので、外構担当者も後から合流です。

 

外構担当者(仮称)サイト―さんが玄関ポーチ用のタイル見本を持ってきました。

この時点でまだ玄関ポーチのタイルは決まっておりません。

展示場での打ち合わせは「現場を見ないとイメージわかないっすよねー」で合意し、

終始、推しの話と船の話で終わっていたからです。

(サイト―さんはフェリーマニア)

 

 

見本、ちょっと小さいネ。

 

 

これにしました。

というか、外壁の色が暗いので、他のタイルは色味が全然合わなかった。

なんと気難しい外壁であることか。

 

続いて、リビングとダイニングに接地するタイルデッキのサイズについて皆で悩みます。

「タイルデッキに悩む会」のメンバーは、

施主ズ・営業さん・(仮称)サイト―さん・設計士イーロン・現場監督です。

 

それぞれにプロとしての意見を求めましたが、

みな曖昧でふわっとした意見しか出しません。

そういう会社の方針かもしれません。

 

 

土地の傾斜と基礎の高さから、タイルデッキは高さが60cmになります。

 

高っ。

普通、窓下の基礎の高さって45cmくらいでは??

 

傾斜地なので仕方ないのですが、タイルデッキが高すぎて、なんか変なのです。

その「私が感じる変さ」を解ってもらうのが難しい。

 

そもそも施工できる面積がそんなに広くない。

最大幅で3.5m×3mくらいです。

この後フェンスを建てる事も考えて、設置面積は3.5m×2.5mを最大としたい。

この希望は通ったのですが、問題はデザインです。

私は窓下はグレーチングをつけて、段差のない高さにし、

120~150cm先からは、10~15cm下げた2段ものにしたかったのです。

ですが(仮称)サイト―さんは主張します。

「それだとテーブルとか椅子とか置けないし、バーベキューも無理ですよ」

 

 

だから誰がバーベキューをやると言った!?

 

こちとら若くて元気なご家族じゃないんだぞ。

 

 

人生消化試合に入った健康に不安がある初老夫婦です。

老後資金も大事だけど、認知と足腰がしっかりしているうちに、

家を建てたり、夫婦で思い出作ったりする事で体力が根こそぎ無くなるそんな世代!

 

ここはね!

洗濯物を干す場所なの!

 

だから本当はあんまりお金はかけたくなかったのです。

 

デッキの高さが60cmになるので、

脇を通ると、すごく唐突感があるのです。

いきなりなんかコンクリートの塊が現れた!みたいな。

それを緩和するデザインを提案して頂きたかったのですが。

(仮称)サイト―さんの電脳ライブラリには、そういったデータが無かったようなので、仕方ないですね。

外壁ぴったりに作ると、フェンスとの間がとても狭く、深い溝になってします。

なので、ちょっと変ですが、フェンス側は少し短く、横幅は家の幅に合わせる、

そんな微妙にお尻の座りが悪いサイズになりました。

 

今となっては後悔です。

外構は別の外構業者に頼むべきでした。

(のちにフェンスは別の外構業者に頼みました)

 

タイルデッキのタイルは、夫が「これー!」とテンション高めに推してきた所に

(仮称)サイト―さんも「いいですね!カッコいいと思います!」と煽ってきたので、私の意にそぐわない色になりました。

その色、暗すぎ。

 

暗すぎる色のタイルは、手配をしたものの

「すいません。メーカーで品切れしてまして、引き渡しまでに間に合いません」

 

おっとー。

 

じゃあ!

色を替えよう!

 

色めき立つ私をよそに「いいですよ」と返事をする夫。

 

ちょっとまてーい!

「引き渡しまでに外構工事を全部終わらせたいから」と駄々こねて、

私が完成してから様子を見て手を出そうと言ったのに、

強引に進めたのは、どこのどいつだ!

 

 

引き渡しが終わってからも業者さんが出入りするのは落ち着かないから、

という理由でタイルデッキを作りましたけど、

結局引き渡し後1年経っても、まだ工事は発生しております。

ほんとに、もっとゆっくりやれば良かった。