私は、玄関周りまでやったら、あとの部分は実際住んでみてから、

決めてもいいんじゃないかと思ってました。

同時期に近隣に家が2軒建ちましたし、日当たりの問題とか、

距離とか。

図面の段階から「いやちょっと近いでしょ、これ。いくら通路とはいえ、

もうちょっと離す事できません?」って2度くらい言ったのですが、

「大丈夫ですよ!都内なんて、もっと近いですよ!」

と謎の理由を上げられて、夫は「そっかー」となんか納得してました。

私はしてませんでしたけど。

 

ダイニング前にウッドデッキを置くのにちょうど良いスペースがあります。

しかもここ、公道から見えない位置になり、洗濯物を干すのにもぴったり。

公道から見えないからカーテンも開けれる。

ついでに実家の様子も見える。

一級建築士の方の図面にあったもので、成程!と思い、そのまま採用させてもらいました。

 

が。

図面を作成していた当時、ここに隣接する土地は売り出し中でしたが、

ほぼ同時期にこちらにも家が建つ事になり、そうなるとそちらの間取りにも影響を受ける事になります。

いやだって玄関の位置・・・なんでそこなのさ。

 

そんな兼ね合いもあり、ダイニング前に作る予定だったデッキは、

サイズも含めちょっと待った方がいいのでは?と私は思ったんですよね。

でないとせっかく作っても、一歩もデッキに出れない状態になりかねない。

それくらい隣接のお宅の玄関前なのです。

なんで北側のそこに玄関作ったし・・・。

 

そもそもこの時点では、ウッドデッキ(樹脂製)にするのかタイルデッキにするのか、まだ悩んでいる途中でした。

ウッドデッキだと、下に空間が出来るから掃除が面倒。

タイルデッキだと日差しの照り返しで夏場高温になるのが嫌。

 

そして金額的には、実はさほど差はない。

じゃあ、もうタイルデッキでいいか。

 

タイルデッキにすると決めたものの、

デッキのサイズ、デザインが外構担当のサイトウさん(仮称)に伝わらない。

私が絵を描いて「こういうの!」と言っても、話がちぐはぐ。

くっ、電脳をハッキングした方が早いな。

 

サイトウさん

「それだとサイズが中途半端になるので、椅子とか置けないし、

 バーベキューセットも置けないですよ」

 

誰がデッキに椅子を置くと言った?

ファミリー層の全てがバーベキューが好きだと思っているのか。

この人の記憶媒体、外部から情報がちゃんと入っているのか。

アップデートはいつしたのか。

は!もしかしてウイルス汚染!?

 

 

図面を良く見て。

こんなにお隣との距離が近いのよ?

何をどうデッキの上でくつろげるわけ?

私はおそらく窓すら開けないと思う。

 

都内で他人を気にせずくつろげるような庭は最低でも10坪以上必要ではないかと。

 

この距離感で必要なのは、タイルデッキより高さ2mのブロック塀だと思うのだけど、どうかしら!?

 

 

何をどう考えても、サイトウさん(仮称)と一緒に外構を決めるのは、リスクが高いような気がして、私は何度も夫にデッキ関連は引き渡し後にしよう、と提案しました。

しかしヤツは「引き渡し後に職人さんが敷地に入るのは落ち着かない。さっさと仕上げてしまいたい」と引きません。

デッキだって一度作ってしまったら、壊すわけにはいかないのだから、

もっと慎重に行こうよ!

100万円の見積なんだよ?

 

 

玄関ポーチのデザインも途中から私に丸投げ。

どう頑張っても通用口にしかならない玄関をどうにか玄関にしようと資料集めや、

近隣の家を不審者のごとく見て回っている私に向かって、

「家の中に入ったら玄関は見えないんだから、通用口でもいいじゃん。

 もう諦めて勝手口だと思おう。

 僕たちの家に玄関はない。あるのは勝手口だ」

 

 

 

勝手口じゃねえ!玄関だって言ってるだろ!!

 

この絵は汎用性が高いなー。