前回の玄関ポーチおよびポスト等のデザイン画を見て、
無いわぁ、と思ったワタクシですが、
一番、無いわぁ、と思ったのが、
この玄関ポーチの階段とポスト、階段まわりのコンクリートとインターロッキングで、200万円だった、という事です。
えー、最初の見積の「外構費用 200万円」って、
玄関まわりの予算だったのー?!
駐車場とフェンスは?
ウッドデッキは?
うっわ・・・と本気引いた顔になりました。
駐車場くらいは街の外構屋さんでもいいですが、
玄関ポーチは玄関の土間とつなげる為、どうしてもハウスメーカーでやってもらうしかありません。
しかも「倉庫の通用口」を「戸建ての玄関」に見せる為には、それ相応のしつらえを
ここから作り上げねばなりません。
家の中の難易度も高かったけど、玄関周り、激ムズです。
参考資料を探すも、外構は家が特定されてしまうので、業者の施工事例以外はあまり出てきません。当然です。
でも業者さんの事例は豪邸ばかりで1mmも参考にならない。
このまま倉庫の通用口を使う事になるのか、と泣きそうになりながら、
外構担当者(仮称サイトウさん)とタチコマについて語る。
タチコマが歌いながら破壊されるあのシーンを思うと泣ける。
ああ、私は通用口じゃなくてタチコマを思って泣いているのか。
泣いてませんけどね。
おばさんが泣くのは、ちっさい子が頑張ってる姿を見た時か、
目薬をさすのを3回失敗した時です。
目薬ズレて目のまわりびしゃびしゃですわ。
こういう時、気の利いたデザイン案を上げてくれるのが外構担当者だと思うのですが、インテリアコーディネーターのいいともさんと同じく、
デザインが力技すぎる。
そういう社内規定なの!?
とにかく玄関ポーチの階段の在り方から「違う」と感じていたので、
そこから着手。
高さがあるので、手摺がないと怖いと思うと言われたので、
「手摺じゃなくて壁を建てればいいじゃない」
ドアの前に何もないと家の中が丸見えになるので、と言われたので
「いや?むしろ見て欲しいのだが?」
玄関ホールにアイキャッチ入れてあるから、宅急便の人だけでなく、道行く人にも見て欲しい。
リビングドアの設置をその辺りも考えているので、玄関ドアを開け放しても
家の中は丸見えにはならないです。
私、そこまで考えて間取りを作ったのですのよ?
アイデアを盛れば、金額も上がる。
金額をケチれば、通用口に磨きがかかる。
玄関は家の顔。
あまりにあまりな玄関は、帰宅する度に悲しくなるので(すでに悲しいけど)
予算の上限は決めない事にしました。
ほら「その1万円を削りだせ!キャンペーン」をやっていて良かったでしょう?
外構がハウスメーカーが「こんなもんで」と適当に入れた予算で出来るわけがないのよ。
外構予算は本体価格の1割程度かけるとバランスが良くなるそうですが、
私の体感では2割は必要です。
そして外構は、家の装い。
家をより引き立てる為に外構工事はあるのです。
頑張って建てた家ですから、外構で美しく素敵に着飾りたい。
結局、玄関ポーチ、インターホン、郵便ポスト、宅配ボックス、ポーチ下のインターロッキングで230万円になりました。
次はデッキです。
カードゲームではないです。
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