断熱材の種類なんて、家を建てようと思わなければ、おそらく一生気にしなかったと思います。
マンションを買った時は、聞きもしなかった。
昔と違って今は断熱材の種類も増え選べるようになりました。
タテマエは。
(余談ですが、タテマエは「建前」ですよね。「建前」は上棟式の事なので、
上棟すると家の形が解る事から、基本方針や表向きの方針を指す言葉として
使われるようになったそうですよ)
ハウスメーカーを決めた時点で、断熱材も自動的に決まってしまいます。
工務店さんなら「これがいいです・・・」と言ってみれば、即電卓叩いて、
「これくらいかかるけど?」と言われて諦めるムーブがあるかもしれません。
逆に言えば、使っている断熱材でハウスメーカーを選ぶという事もありでは?
名前を聞いた事があるハウスメーカーを調べた限りでは、
ロックウール、グラウスールの鉱物系か、発泡系。
ウッドファイバーやウールを使っている所は無いようです。
発泡系もパネル系と吹き付け系。
あとネオマフォームとか。
ネオマフォームは性能では群を抜いているらしいですが、
これは旭化成の商品なので、基本ヘーベルハウスじゃないと使えないのかな?
工務店さんは取り寄せできそうですが。
壁も床下も屋根裏も、がっちり断熱しないと今の日本はツライです。
基礎断熱と床下断熱の是非は「きのこたけのこ戦争」に匹敵するのではと思いますが、今はとりあえず壁と屋根裏の断熱材について考えます。
価格でいえば、グラウスールが一番安い。
高いのはネオマフォーム。
ロックウールと発泡系は中間ですね。
部屋側をグラウスール、外壁側を発泡系にする所も何社かありますね。
1階ロックウール、2階グラスウールという所もありました。
外壁はロックウール、屋根裏断熱は発泡系もありました。
グラスウールも密度によって何種類かありますので(10k~24K)
「うちは24Kです!」と元気にお返事してくれた所もありました。
私達は外壁の厚みは20cm以上を希望していたので、
どんな断熱材も厚く入れれば同じでは?という気持ちと、
いやいやいや、高性能な断熱材を入れようよ、次は無いのだし、という気持ちで
悩んでいたのは私だけ。
夫は
「どれも同じでは?
あ、発泡系はシロアリに食われるんだよね?雑木林が近いから発泡系はやめとこ」
簡単だな!
確かに建設予定地の側に雑木林があり、そこを囲う土留めを地主さんが木材で
作っているのですが、だいたい2年でシロアリが食い尽くしています。
ブロックでやればいいのに、と思ってましたが、もしかしたらそれは
シロアリへのエサやり??だったのか?
シロアリが雑木林から出てこない為の処置だったとか?
住宅地をシロアリから守ってくれたのは、
木材の土留め、お前だったのか。
知りませんけど。