19分、ボランチ中町がヘッドで折り返したボールを、
左SH永里がヘッドで決めた場面です。
このゴールは、セットプレーのセカンドプレーで、北九州の悪いプレーが続けて出て、逆にアビスパの良いプレーが続けて出たために、綺麗に決まりました。
左からのCK、久藤の蹴ったボールは、
逆サイドまで流れて行きますが、それを、末吉が右サイドの
タッチライン際で残します。
ここで、北九州のFW大島が寄せて来ますが、簡単に飛び込んでしまい、末吉の右足の切り返しであっさりかわされて
しまいます。
フリーになった末吉は、左足でフォアの
中町にクロスを送りますが、このボールが正確に中町に届く
素晴らしいボールでした。
ここで末吉は、
ストレート系の
ボールを選択しました。
このボールは、ボールを蹴る時に、蹴り足を振り切らずに、ボールをインパクトした瞬間に蹴り足を止めて、ボールに前から後ろへの回転、
つまり、バックスピンを掛けたものです。
これにより、ボールの正面から見て、下から上への回転が掛かっているので、ボールの正面に当たった空気は、ボールの上部に
もの凄い勢いで送り込まれます。
すると、ボールの上部の空気の流れが下部より速くなり、
ボールの上部の気圧が下部より低くなります。
空気は気圧の高い所から低い所へ流れるので、ボールが上に引き寄せられる、つまり揚力が発生します。
揚力が働いているから、落ちずに真っ直ぐ飛ぶのです。
これは、飛行機が飛ぶのと同じ原理で、飛行機の翼にも、空気が翼の上部を速く流れるように設計されています。
ジェットエンジンをいくつ付けても、翼が無ければ飛行機は飛びません。翼が揚力を作り出して初めてて、空を飛ぶのです。
ボールを真っ直ぐ
蹴るには、この蹴り方しかありません。
蹴り足を振り切ると、ボールに上から下への回転が掛かり、逆に曲がって落ちてしまいます。
サッカーでは、
グラウンダー以外のほとんどのボールが、曲がって落ちているのです。
末吉が蹴ったストレート系のボールは、
真っ直ぐ飛びますが、強弱のコントロールが難しく、
強めのロングボール以外ではあまり使われません。
そんなボールを、ショートレンジで、利き足ではない左足で、
正確にフォアの中町に通したのですから、見事です。
ボールスピードが
無いのに落ちて来ず、まるで、ふわふわ飛んでいるようでした。
左SH永里がヘッドで決めた場面です。
このゴールは、セットプレーのセカンドプレーで、北九州の悪いプレーが続けて出て、逆にアビスパの良いプレーが続けて出たために、綺麗に決まりました。
左からのCK、久藤の蹴ったボールは、
逆サイドまで流れて行きますが、それを、末吉が右サイドの
タッチライン際で残します。
ここで、北九州のFW大島が寄せて来ますが、簡単に飛び込んでしまい、末吉の右足の切り返しであっさりかわされて
しまいます。
フリーになった末吉は、左足でフォアの
中町にクロスを送りますが、このボールが正確に中町に届く
素晴らしいボールでした。
ここで末吉は、
ストレート系の
ボールを選択しました。
このボールは、ボールを蹴る時に、蹴り足を振り切らずに、ボールをインパクトした瞬間に蹴り足を止めて、ボールに前から後ろへの回転、
つまり、バックスピンを掛けたものです。
これにより、ボールの正面から見て、下から上への回転が掛かっているので、ボールの正面に当たった空気は、ボールの上部に
もの凄い勢いで送り込まれます。
すると、ボールの上部の空気の流れが下部より速くなり、
ボールの上部の気圧が下部より低くなります。
空気は気圧の高い所から低い所へ流れるので、ボールが上に引き寄せられる、つまり揚力が発生します。
揚力が働いているから、落ちずに真っ直ぐ飛ぶのです。
これは、飛行機が飛ぶのと同じ原理で、飛行機の翼にも、空気が翼の上部を速く流れるように設計されています。
ジェットエンジンをいくつ付けても、翼が無ければ飛行機は飛びません。翼が揚力を作り出して初めてて、空を飛ぶのです。
ボールを真っ直ぐ
蹴るには、この蹴り方しかありません。
蹴り足を振り切ると、ボールに上から下への回転が掛かり、逆に曲がって落ちてしまいます。
サッカーでは、
グラウンダー以外のほとんどのボールが、曲がって落ちているのです。
末吉が蹴ったストレート系のボールは、
真っ直ぐ飛びますが、強弱のコントロールが難しく、
強めのロングボール以外ではあまり使われません。
そんなボールを、ショートレンジで、利き足ではない左足で、
正確にフォアの中町に通したのですから、見事です。
ボールスピードが
無いのに落ちて来ず、まるで、ふわふわ飛んでいるようでした。