こんにちは。バディの飼い主です。

更新しない間にいろんなことがあった。
悪いことは書かないでおこう。
楽しかったことをひとつ。

町で講談会を開いた。私が町内会に対して提案して実施されるようになり、もう5〜6年になる。

ギャラは自治会費から払うので、入場料は無料。だから予約もなく当日何人集まるか不明で、最初の頃は数人しかこなかったらどうしようと、友人知人を10人以上動員したものだ。

それが今は満席で、嬉しい限り！

講談はその昔勢いがあり「講談社」を創設。講談の速記本を発行していたそうだ。戦後GHQにより仇討ちもの、忠孝ものが禁止されて、衰退したという。

それが今、東は神田伯山さんが、西は旭堂南龍さんが頑張って講談界を盛り返してきている。

その西の真打ち、旭堂南龍さんがきてくれての町の講談会。一席目は左甚五郎の竹の水仙の話。ニ席目は朧昆布の職人の話。

高齢者が市で三番目に多いこの町で、たくさんのお年寄りが集まり、頷きながらきいていた。落語も浪曲でもそうだけど、各自の脳内で言葉が映像化される、めちゃくちゃ面白い芸能だと思うが、日本文化や歴史をよく知らないと、その映像化がうまくいかない、それが伝統芸能。

やっぱり伝統芸能ってすごいな。

そのあとは近くの寿司屋で少人数(私の友人達)で南龍さんを囲んで打ち上げ。

特製の寿司ケーキも作ってもらった。

今日の観客で一人、一番良い場面で立ち上がって出て行った男の人がいた。しかも最前列の真ん中の席だった。

そんな人を場の雰囲気を考えながら、どういじるのか、ケータイが途中で鳴ったらどうするのか、

そんな話も聞けて楽しい打ち上げだった。

町内会で講談会