こんばんは

真夜中に失礼

本日はThe Benjamin 2枚目のシングル「バッターボックス」の発売日です

のでので

今回も始まりました自己満足

勝手にレコーディング話シリーズ

Head Ampはいつもと変わらずFender USA BASSMAN100T

CabinetはFender USA BASSMAN

今回はミネ君のやつをお借りして

ただここからが今までと違う…

30歳の誕生日プレゼントとしてメンバーから頂いた


右側のベース

Fender Custom ShopのOPBで初レコーディング!

エンジニアと一緒に相当テンション上がってました

エンジニアはこのベースの音が好きとずっと言っていて

次ぎ買うならそれがいいよってずっと言われてたので

早く音を聴かせたくて仕方なかったのですね

ベースのレコーディングってやり方が色々あるんだけど

ぼくは大体ベースライン(D.I経由の信号でベースのみの音)、ヘッドアンプアウト(ヘッドアンプのイコライジングや音色が付いてる状態)をまず録音

そこからリアンプ(一度録音した音をキャビネットから出力して録音し直す)をして

ミックスの段階でどの音を使うか?どの成分を出すか?決めるんだけど

今回も同じ手法で録音した結果

最終的にリアンプのみ使用する方向になりました

大げさに言ってみると

ラインの音はくっきりすっきりはっきり、アンプの音は空気感多めでクセが強い

ってな感じ?伝わるかな…

楽曲とプレイとリアンプの音作りの総合でアンプの音のみが今回の曲には合ったのですね

まぁなんでこんな説明するかというとこれがぼくの理想だったからですね

ほんとはライン録り→リアンプではなくアンプ直で録音すれば良いんだけど

それなりの環境も必要として来るのでなかなかね

んでも今回は相当自信作

前置きが長くなったけど

一曲ずつ書いてみようか…


「バッターボックス」

原曲を聴いた瞬間にライブが想像出来た

都内でも色んな地方でもみんなと楽しめそうだなーって

ワンマンで初披露したけど最初からみんな楽しんでくれてたし

発売を心待ちにしてるって声も沢山頂けましたね

んで、ベースについて

とりあえず速い曲だなーと思ったので結構意気込んで望んだかな

ドラムのふうじさんとせーので録音して行くので

テンション合わせて行かないとふうじさんはテイク数も少ないからマイッチング

録る曲順もその場で何にするー?みたいなね

で、確か1曲目に録った気が

1曲目から一番速い曲

でも逆に言えば一番ライブ感を強く出せる曲でもあるので

勢いでワーッと

音もわりとミドル寄りのブリッとゴリッとした感じでね

ベース単体の音聴いたらちょっと耳痛くなるかも?くらいなイメージね

というか、The Benjaminになってからの音はほぼほぼ中音域寄りの仕上がりかも

ブレイク明けの一発目のアクセントとかグリスアップとか結構カッコいい

ずっしり構えつつスピード感を残すのも簡単じゃないんだぜー

サビではハモりというかツインボーカルっぽい感じで歌ってもいますね

弾いてても歌ってても気持ちいい1曲です



「ブレーキ」

ワンマンで唯一披露されなかった曲

まぁ作曲がぎりぎりだったのでね

出し惜しみというかギリギリまで聴かせないんだからな

的な

先日のラジオでホンポー初公開しましたけど

曲出ししたらすぐに良い曲!とみんなに言ってもらえてご満悦な

こんなシンプルな8ビート曲作ると思ってなかったなー

どっちかというとテンポの速い曲は苦手というか

そういう曲を作る事に慣れてないというか

今回はササーッと出て来て良かった良かった

ベースフレーズもわりとシンプルめなんだけど

アウトロにちょい長めのベースソロ?みたいなのも入れてみたり

琢磨さんにライトハンドしてもらったり

これは曲のイメージがパッと伝わったのかみんなレコーディング超早かったなー

ベースの音はこちらも中音域寄り

でもバッターボックスと違ってあまり歪ませずに野太い方向へ

スネアの音は明るめにしてーって言ってみたり

キックとスネア、ハイハットの所謂ドラム3点の音がめっちゃ良い

イントロのギターもカッコいいなー

なんかただただ自画自賛してるだけみたくなってんなこれ

歌は聴いても分かる人がどれくらい居るかわからないけど

個人的に新たな手法?試してますね

それは覚えてたら&気になる人が居ればどっかで話しましょう

とにかく

軽快なサウンドとスピード感を最高に表現してくれたメンバーとエンジニアに感謝です



「バスストップ」

イントロのベースフレーズ



クソみたいな譜面書いてみた笑

上が8分音譜のみ、下が16分音譜入れたやつ

この16分音譜2発入れただけなんだけど8分音譜1発との差は大きい

これだけで印象変わるなーって思いながら弾いてた

ミドルテンポな曲だけどまったりする曲じゃないからね

軽快さは出さないと

ってのがシンプルに出せた

イントロのギター、ベースフレーズの絡み方とか聴いて欲しいかも

サビ明けのギター、ベースのユニゾンも面白いし

ミネくんの刻みも面白いし難しいタイミングで入ってるね

しかし良い曲だね

レコーディング中も弾きながら口ずさんだりしてた

何度も聴いちゃう



「絆創膏」

もうイントロからは想像出来ないサビ

素敵なアレンジありがとうございます

原曲のギターは酷いもんだったなー

聴かせられない笑

昔からそうなんだけど

曲を作る時に女性に歌ってほしいなーって思いながら作る事が多くて

これもイメージ的に女性のボーカリストをイメージしてたかも?

しかも歌い上げるタイプじゃない感じの…

感情のあまり無い方というか…クセの少ない感じね

これはまぁニュアンスの話なので

ベースは休符の多いフレーズ

サビ後半でスライドやグリスアップ多めにしてメリとハリを

メリとハリってどっちがどっち?

ギター、ベースユニゾンフレーズはやっぱ楽しいな

ライブでもその感じが伝わると良いけど

決して聴き込むような曲ではないので

ライブではパンパン手拍子してもらえたら嬉しいな

まぁ好きにやってもらえれば良いけど笑




キャビネットの写真

15インチスピーカー2発なのでマイクも2本

ブロンドのガイコツマイクと呼ばれる方はちょい歪みがちな音に仕上がりますね

もう一方はわりと綺麗め

音源に入ってるのは2本のミックスになってます

音作りって難しいなー

とりあえずOPBは最高ってのはわかった

もう一生アレで良い

アレが良い

今回のレコーディングも凄く楽しかったなー

自分の弾いてるとこiPhoneで録画して見直してみたり

ふうじさんのペースに合わせる事によってぼくも少しずつ録り物早くなって来たし

アレンジからジャッジからミネくんは毎回勉強させられるし

琢磨さんもギターアレンジかっけーし

エンジニアもぼく達の音楽を楽しんで創ってくれるし

うん、やっぱりレコーディング好き

あ、ピックはポリアセタールのおにぎり0.6mm使いましたね

レコーディング、アコースティックは薄めの

ライブでは0.8mmです

厚みがある方が音が締まって低音が暴れないです、個人的な見解では

ただ弾くのは疲れるね


話があっちゃこっちゃ行ってるけど

とりあえず相当な自信作になってます

早くみんなの手元に届いて

聴いて

ライブを楽しみにして

冬を沢山楽しみたいです

よろしくね


ほんな感じで

自己満足ブログ終焉のお知らせ


ご愛読ありがとうございました

2nd Single「バッターボックス」

買ってねー!!!!








ツブクマサトシ