今回の赤坂BLITZ単独公演

延期になって来場出来なくなってしまった子も沢山居ると思うので

感想とはちょっと違うかもしれないけど

全体の流れを思い出しつーつ書いてみようと思います。

たまーにぼくの心情も入ってると思いますがその辺はお気になさらず…



会場のセットなんかはコチラの記事をご参照で



ここまでの単独公演ツアーの内容とは違ってステージ板付きで開演

幕の内側からはメンバーの手拍子とかけ声

ゆっくり幕が開くと沢山のブラッサムが居てくれて

まだ開始1分

ちょっとウルッと来た笑

まぁその辺は後ほど書くとして

SEからそのままBonjourが始まった

“やぁ、久しぶりだね。元気だったかな?”

この1行を歌うのが大変だった

延期になる3ヶ月前からの事を思い出したり

ここに来てくれたキミ達の事を考えたり

この3ヶ月、メンバー、スタッフ本気で走って来た事を考えたり

声が上ずってしまいそうだった

優しい表情をするメンバー、そしてブラッサム

暖かなキモチに包まれて始まったライブはそのままM-2.Blue Bad Boyへ

きっとそこに居た誰もがここでまさかのBlue Bad Boyが来るとは思っていなかったでしょう

イントロで吹き出すCo2、そして照明に照らされた大きな花弁

一気に盛り上がりを見せ、間髪入れずにM-3.NBL

琢ちゃんのアコギも良い音してたね

ぼくのラップは今までで一番良く出来た!

よくできました◎ って言ってほしいくらい良く出来た!

そしてここで一旦〆てMCヘ

メンバーはこの時点で既に絶好調

6/15 赤坂BLITZは AKB615の総選挙だったらしい

暫定1位でセンターに立つVo.貘の選手宣誓

“先生!!”



イントネーションがね


“宣誓!!”





“今、平成何年だっけ…?”


貘ちゃんらしいわ

“宣誓!私達、バディーズ一同はバンドマン精神に則り!真面目にふざけてキミ達をハピネスにする事を誓います!!”

という宣誓から始まったM-4.カーテン

ステージを上手へ下手へと行ったり来たり自由な姿を見せる貘

会場もサビでは素敵な一体感を見せてくれたね

1コーラス明けにメンバー紹介の入ったVer.

Bメロのフレーズに合わせてメンバー紹介

これは新たなアレンジ

そしてアウトロも2倍の尺になっていました

アウトロではメンバーがステージをグールグルと走り回って

人形劇みたいだった

カーテンのアウトロが終わると同時にセンターに座り込む貘

フッと一瞬の間を開けて始まったM-5.カーネーション

アウトロも貘にピンスポが当たり、演劇の様

一瞬の静けさの中フェードインして来たのはM-6.アタリハズレマンのイントロ

一斉に法被を羽織るメンバー

ここでミネムラが和太鼓の前に

ドラムに合わせ和太鼓を演奏

頭をぐるんぐるんと回すオーディエンスとメンバー

サビは一気にモッシュへ

アタリハズレマンが終わったと思うとすぐに木魚と蝉の音が会場に鳴り響く

ここで広志がステージ袖に

貘がドラムセットへと移動する

手拍子の中聴こえる“ボンビーマン”のかけ声

そしてSEが変わり、ミネムラとツブクが和太鼓の前に

SEに合わせ和太鼓を叩く2人

そしてステージ下手より現れた何故か胡散臭い蝶ネクタイを装着した琢磨

何やら喋っているが全く聴こえない

そう、ぼくはこの瞬間和太鼓を叩いているのだから

すると間もなくして下手よりヒロップねぶたの登場

ねぶたの上にはザンギリ姿の広志ことボンビーマン

余談ですが、帰りにライブの話をしていて広志君が一番気にしていたこと

“なぁ、ボンビーマンの時って会場沸いてた?”

大丈夫、しっかり沸いていたさ

アレだけ見たらビジュアル系のバンドだとは思わんよね

ここで一旦MC

ここが今日のピークでは無いと言い切るメンバー

そりゃそうだ!

てかさ、

ここまで書いてまだ7曲しか書いてないなんて

どんだけ盛り沢山なのさ!!

M-8.テューズデーが始まると照明が綺麗な光の線を描いて行く

感動的な曲から繋がって始まったのはM-9.Blank

ここでダンサーの登場だ

フラメンコダンサーの女性2人の踊りによって情熱的な雰囲気が倍増された

そしてここでM-10.ブランコ

この単独公演ツアーからのアレンジ

イントロが始まると天井から続々と降って来る大きなハート

1枚1枚メンバー手書きのメッセージ入り

これは3月10日にみんなで日付とメッセージを書き込んだモノで

延期にすると決まった時に日付も書き直そうかという案も出たんだけど

日付はそのまま3月12日のままにしておいた

エンディングのアレンジも日に日に感動的になって行くね

最後の貘と琢磨だけになる部分

アコギと声が綺麗にリンクしてて素敵だった

ブランコまでの3曲で会場を引き込んだバディーズ

落ち着く間もなくM-11.槍が降るが始まった

リズムインから会場中がジャンプジャンプ

サビ前にある“おかーえーりー”と“うん、ちょっとね”の声が今までで一番良かった!

キミ達やりゃ出来るじゃねーか!!

っていう上から目線

そのまま一気にM-12.スイートピーへ

Aメロでステージをアチコチへ動き回るメンバー

ステージ上の一体感もバッチリ

ここでもう一度MC

ここまでの特効やダンサーについて触れる

貘曰く“ダンサーさんはめっちゃ良い匂いがした”

その流れで琢磨が情熱的なダンスを披露

うん、見てるこっちは疲労です

そこからどう次の曲へもって行くか迷い

ほとんど無理矢理M-13.Bookへ 笑

会場中が拳を上げてリズムに乗ってるのを見てて凄く嬉しかった

曲が終わると同時に流れるSE

前回の単独公演ツアー時のオープニングで使っていたバレリーナのヤツね

ステージ前方に詰め寄るメンバー

貘の“飛ぶよ~”の声から始まるM-14.バレリーナ

軽快で気持ち良いリズムとギターの刻み

サビでは“Let's DANCE!!”というコーラスに合わせてジャンプジャンプ

貘の高音も気持ちよかった

そして本編ラストM-15.Balloon

貘が“みんなで歌おう”と言って流れたのはリキッドルーム単独公演Ver.

会場中が手のひらを高く掲げてたね

ステージからの見栄えはとても素敵な景色でした

この曲はどうしてこんなに“人を元気にする力”をもっているのか?

って何度も何度も考えたな

ぼくの目に映るキミ達

みんな笑顔で無邪気に笑ってて

それだけで幸せな気分になれたんだ

会場が笑顔に包まれた所で本編終了

メンバーが捌けるとすぐに起こるアンコールの声

しばらくするとステージ上手にピアノがライザーに乗って登場

これは一体誰が弾くのだろうか?

会場が一瞬ざわつく笑

ツアーTシャツに着替えたメンバーが登場し立ち位置へ

ピアノ前に座るミネムラ

ここで貘のMC~中略~

“そして明日が喜びに溢れた日でありますように”

この言葉から始まったEn.M-1.落陽

ピアノアレンジされたこの曲

歌い出しから少し涙が出そうだった


余談だけどぼく、昔ピアノやってたのさ

もう10年以上弾いてないし今となっちゃ勝手も忘れてしまったけど

ミネ君はほんの数ヶ月であそこまで弾けるようになっててスゲーなと思った

ゲネの時キーボードセッティングし始めて“何してんのかなー?”とか思ってたらあのアレンジが出来上がっててさ笑

これからもああいうアレンジが出来たらもっともっとバディーズってバンドは進化出来ると思う


ささ、話を戻して

ピアノと歌声が響く会場

天井が高いのもあって綺麗な反響

エンディングに繰り返した“そして明日が喜びに溢れた日でありますように”というフレーズ

今ぼく達に出来ることは何だろうか?

この3ヶ月ずっと考えていた

それぞれ出来る事は違うけど

きっとみんなが胸の中に秘めているキモチなんじゃないか

って思った

感動的な曲から始まったアンコール

ここで広志が叫ぶ

“ぼんじゅーる!!”

貘からもっと元気に!!とダメ出しが笑

会場が沸いた所で始まったEn.M-2.ローズヘリコプター

みんなタオルを飛び跳ねながらグルグルと回す

タオルの毛羽はんぱねーよ!!笑

この2曲でアンコールは終わり

再びメンバーが捌けるとまたかかるアンコールの声

ふとステージが照明によって真っ赤に染まる

間髪入れずに流れて来るSE

会場がざわついた

するとステージに登場した貘の手には大きな黒い旗

続いて登場するメンバー

会場から一気に歓声が上がる

En.M-3.「我が闘争」ショー

ぼく達の前身バンド“ビリー”の時の曲です

バディーズではなかなか登場しないこの曲

セットリストを考えている時に

ここまでの単独公演ではなかなかレアな曲の登場が多かったじゃない?

それもあったし

“暴れ足りないって思う子居そうじゃない?”

って意見からも出て

“闘争ショーとかどうすかー?”

なんて軽く言ってみたら採用

まさかの赤坂BLITZでやるとはね笑

始まった瞬間のキミ達のどよめきを聞いて一人心の中で“ドヤッ”

とか思ってたとか内緒ね

登場するや否やTシャツを脱ぎ捨てる琢磨

“何故脱いだ”

と思ったっしょ?

よくよく考えてみるとさ

ビリーでこの曲やってる時もわりと脱いでたよね

昔の血が騒いだのかな?

ん?この言い方は何かヤンキー的な感じがしちゃう笑

間奏部でステージから客席に降り始めた貘と琢磨

昔の血が騒いだのかな?

会場のボルテージもアンコールとは思えない程上がっている

みんな超元気有り余ってんじゃん笑

そしてこの日最後の曲

“ぼく達の綺麗な花は咲いていますか?”

En.M-4.ブラッサム

キミ達の歌声

超綺麗だったぞ

歌ってるときの顔も

超綺麗だった

ぐっちゃぐちゃな笑顔って良いよね

みんな自然と手繋いでくれたりさ

ステージから見る会場

全体にとても綺麗な花が咲いていました

ありがとう

そして最後に貘のアクロバット

と思いきや

大きな巻物が登場

貘が一気に開くと

“秋の単独公演ツアー決定!!”

の文字

会場が更に沸く

あ、先日のツブク工房で作ってたのはこの巻物ね

縦1m、横5mの大作

大道具まで作るぼく達

もはや“何でも屋さん”


最高のハピネスに包まれた赤坂BLITZ

カメラマンを呼び込みステージと客席の記念撮影

みんなちゃんと笑顔で写ったかー?

って聞くまでもなく

この時みんな超笑顔だったね

本当に素敵な素敵な時間をありがとう

人生でこんなに幸せな時間を作れるなんて

ぼく達は本当に幸せです

一人一人の挨拶も終わって、恒例の琢磨&広志のコーナー

この時ぼくとミネ君はステージ袖で ある作戦の為にスタンバイ

上手、下手と挨拶をしてセンターに立つ2人

ぼくの隣でタイミングを見計らうミネムラ

最後の一言を言おうとした瞬間吹き出すCo2

素でビビる琢磨、広志 笑

事前の打ち合わせの時からこのリアルドッキリを計画してたのね笑


ここまで全て終わって楽屋に戻り

各セクションスタッフとも挨拶


スタッフもみんな超楽しそうに仕事してくれて

終わった後も自然と笑顔で握手やハグしたり

ぼく達を取り巻いてくれるスタッフ陣はとてもぼく達の事を思ってやってくれてるんだな

って改めて思った

ただ単に“仕事”としてじゃなくて

悪かった部分は言ってくれるし

良かった部分は自分の事のように一緒に喜んでくれるし

本当に素敵なスタッフ達

こうやってステージを創る中で関わってくれる人もハピネスに出来るバンドにならなきゃな


関係者への挨拶も終わり楽屋に戻って

ただ“良かったねー”ってなるのではなく

すぐに始まる反省会

真面目か!!

うん、真面目

ぼく達が目指すのは“世界のハピネスバンド”だから

キミ達をもっともっとハピネスにもっともっと笑顔にする為に

これから先何が出来るか

赤坂BLITZという所でどこが良くてどこがもっと出来たのか

感じた事はすぐに話し合う

これは去年の単独公演ツアーから変わっていなくて

毎回毎回反省会をやってるんだね

キミ達の為にぼく達はもっともっと“強い存在”にならなきゃならない

それはぼく達自身の為でもあるしね

キミ達が笑ってくれなきゃぼく達は納得出来んのです!!

芸人か!!

ってツッコミは無しね

まぁ大きく見たらある意味芸人かもしれないけど笑

どんなくっだらない事でも

キミ達が笑顔になってくれるなら真面目にふざけ切ってやるさ


さて

めちゃくちゃ長くなってしまったね

ここからどうまとめて行こうか…


3月に起きたとても大きな事態

日本中が大変な事になってしまった

その中でぼく達がこうやってここに居られる

こうやってライブが出来る

もっと言ったら生活が出来ている

という事は 幸せなんだ って思わなければならない

ここで貘の言葉を借ります

“あの日からぼく達の見る景色は以前とは少し…
 いや大きく変わってしまったけど
 見上げた空は何一つ変わっていなくて
 心から願うのは
 明日が喜びに溢れた日でありますように”

延期になってしまったせいで来られなくなってしまったキミも

ぼく達は脱退、解散は絶対しません

キミがいつ来てもいいように

キミがハピネスになれる準備は整えておくからね

毎回来いとは言わない

元気が欲しい時

寂しくなった時

ぼく達の事を思い出したら

遊びにおいで

いつでも待ってる

夏も全国各地に行けるから

キミの街にも会いに行くからね

それまでキミは

“再会の準備”をしておいてね


2011年6月15日@赤坂BLITZ

ぼくの人生に大きな花丸印を付けてくれました


ありがとう

本当にありがとう




【:3ω{ほんとになげー
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