ワンマンツアーも終わりまして、皆さんにもライブや音源で沢山聞いて貰ったであろうと思うので
『ビックリ箱』の話をしようかなと思います。
僕の作詞、作曲2曲目の曲ですね。
事の始まりは今年の誕生日に向けて1曲書こうという所から始まり色々考えていたのだけれど
これは確かリウさんとのアコースティックセッションの時に話したのかな、自分の中で何となくのイメージだけ考えていたのが2曲あって一つは『ビックリ箱』もう一つが『B.O.N.J.I.N』
このうち『ビックリ箱』の方を作ろうと決めました。
さあ、決めてからどういう曲にしようかと考えていたのだけれど、まずはやはり元気な賑やかな曲、そしてギターがガツンと前にくるギターロックな曲がいいなとイントロのギターから作り始めて広げていった感じ
割とスムーズに進んだようなそうでもないような笑
今の形になったのは優秀なメンバー達のおかげかな!
アレンジが帰って来てまさにビックリ箱な感じにビックリだったからね。
歌詞に関しては凄く悩んだなー
最初はビックリ箱を開けた人間達の様々ストーリーを小説でいう短編小説みたいな感じでまとめて1冊みたいな書き方
してたんだけど、それで結局俺は何が言いたいの?って所にぶつかって辞めた。
その後も何か色々迷走したね。今歌詞の殴り書きのメモ見たら『箱の中にあったのは千億の絶望と一つの微かな希望だった』と書いてた。
俺はどんな気持ちでどんな曲を作ろうとしてたのか…
で、最終的に今の形に落ち着きました。
箱を開けたいんだけどその勇気がない人間と箱自体の気持ちの話。
これは色んな感想を頂いたのだけれど、皆さん大体その通りです。
その通りですって言っているけれども書いた僕がそういうつもりで書いたってだけの話で違う受け取り
形をして頂くのも全然ありです。面白いです。
これは、誕生日のアコースティックワンマンでも話たけども、この箱というのがに存在しているもので
その箱を目の前にしてどうしようと悩んでいる人間と箱の話でもあり
その箱は実は自分自信の心の中にある何かの葛藤をビックリ箱として書いている面もあったりします。
だから、箱のセリフも人のセリフもどちらも自分自信だったりするという事もあるわけです。
何かややこしいね。
あまり説明しすぎるのもアレなので、そろそろ終わろうと思いますが
何かを踏み出す1歩には勇気がいる事だし理由をつけて躊躇してしまう事もあるけれども、実はその踏み出す1歩を自分自身も望んでいるんだよと
そういうやつです。
ライブでのサビの部分でみんながパアーってなってくれるのが(表現が乏しくてすみません)
まさにビックリ箱を開けたような感じで爽快であり凄く嬉しい!
これからも沢山聞いて、ライブで楽しんでください!
ウスイTackyタクマ。