邦画「あの日のオルガン」 (保育園、保母、女性、生き方、実話) | Cherryの狂想曲

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太字部分や色付き部分
その前後や
「イチオシ場面」
だけでも読んでみて下さい


AmebaTVで観た映画


​あの日のオルガン


2019年

監督: 平松恵美子

戸田恵梨香、大原櫻子、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、橋爪功、田中直樹 他

女性、生き方、人生、仕事、保母、実話




STORY


1944年

太平洋戦争の終盤

激しくなる空襲を避けるため

品川区にある戸越保育所の

保母、板倉 楓は

園児たちの疎開を提案


園児53人と保母たちは

埼玉県に疎開することになった




離れ離れになる親子の気持ち

手のかかる子供たち

受入れ反対派の村人たちとの調整

そして

保母たちそれぞれの思い




戦争の時の話ですが


保育士という

素晴らしい職業をしている

女性たちの生き方や信念

などを

描いている作品だと思います



みんなで生きよう!

実話です





まずは

予告編をどうぞ






舞台は東京品川区

時代は1944年
昭和11年



空襲が激化する中
東京にも空襲の危険が迫る

戸越保育所の保母
板倉楓は
保育所の疎開を訴えるが


政府は
小学生と妊婦には疎開を認めたが
幼い子供たちは疎開を支持しない



母親たちも
子供と離れることを猛反対する


そしてなにより
子供たちを受入れてくれる
疎開先探しに苦慮する




やっと見つかった疎開先は
埼玉県

村人の中には反対派もいる
大事な食料をよそ者に分けたり
村の秩序が荒らされることを
などを懸念している


それでも
空襲は待った無し



東京にも空襲が始まり
埼玉県へと疎開した





何十人もの小さな子供たちの
世話をするのは
とても大変だった

けど

オルガンと子供たちの歌声は
疲れきった保母たちの心を和ませた



疎開先は戦火を逃れたが
東京大空襲があり
終戦


子供たちは全員保育所を離れ
親や親戚と共に
それぞれの人生を歩き出した



保育所と子供たちの交流は
続いているそうです


実話です




IMPRESSIONS


常識もマナーも

正しい考えも価値観も

今とはかなり違っているので

理解出来ないことも

あったりしますが


貧しく厳しい時代だった

と思います



そして

こういう実話は

たくさんあります




父母は小学生でした

2人共、下町だったので

疎開へ行ったそうです


幸いにも

被害に遭うことなく

家も無事でした



私にとっては

近所のオバサンや先生

会社の上司や

友達のお父さんお母さんも

体験者です



彼らは

痛みも悲しみも苦しみも

全部心にしまって


未来に向かって

誠実に懸命に忍耐強く

安い給料で働いて


自分のためだけじゃなく

みんなのために街のために

頑張ってくれました


m(__)m



私たちは

せめて


自分の権利ばかりを考えて

他人に対して

思いやりや優しさの無い

心の貧しい人間

になってしまわないよう


小さな親切と挨拶と笑顔は

し続けていこう

と思います



イチオシ場面


家族が空襲で亡くなったのに

泣くことなく

子供たちの安否を

探し回った

楓先生



その話を聞いて

みっちゃん先生が

「泣かないなんてスゴい」

と言ったけど


はっちゃん先生は

「悲しみの表し方は人それぞれ

なんじゃない?」



泣かないからって

悲しんでいない

わけじゃない



喜びも悲しみも

嬉しさも怒りも

表現方法は人それぞれ

ですよね!




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詳細とレビュー



いらすとや