それでも愛されたい。人に愛されたい



どうして手を伸ばせば、離れていってしまうのだろう。しがみつきたい時だってあるのに、わかってくれないのか


初めて会ったとき、あなたは「好きです。付き合ってください」と言った


人間不信だった私は「いいよ」とは言ったもの、信用はしていなかった


それから何回か会い、キスもしたり、それなりに恋人遊びを楽しんだ


でも、私の目はいつもどこか遠くを見ていた。相手には悪いとは思っていたが


それでも彼は理解はしてくれていた。私のトラウマを話した時には泣いてくれた


初めて自分のために泣いてくれた人。この人なら信じられると思った。本気で人を好きになった瞬間だ



でもそんなのは一瞬に過ぎなかった


私が貯めていたお金、大学へ行くためのお金を勝手に使われた。用途も何も知らされずに


絶対に裏切らないであろう親に裏切られた。そのときの私は悲しさも怒りもなく、ただ呆然と現実を見つめているだけだった


私には、親友と呼べる人間もいない。そして信頼できる親もいなくなった


今頼れるのはあの人だけ。もちろん「助けて」とメールした


結果はもうわかると思うが、突き放された。メールに返信はこない。電話も着信拒否


彼しか頼れる人間がいないことを、彼は知っているはずだ。なのにどうして?



真相はわからない。だが、私はもう二度と人を信用しない





そして、そんな人間を未だに愛している自分が憎い