2021年アガサクリスティー賞を受賞した小説、
内容は第二次世界大戦時のソ連の狙撃兵の物語だ。
この本は前回の巻のロシア側視点の戦争観のYouTubeで最後に紹介されてた小説だ。
ただ面白いだけではなく、第二次世界大戦の最も凄惨な戦場となった独ソ戦の時代考証がしっかりしてて、ロシアの世界観が理解しやすい内容になってる。
とは、いえ、
そんなことなくても、凄い小説だった。
この本の表紙の主人公の少女の顔つきも
端正なのだが、
名前がセラティマで
なんとなくガンダムのセイラさんに
姿を重ねて読んでました。
エンターテイメントとしても一級品、読み出したら止まらないし、ページめくるのがドキドキするくらいの面白さ。
とはいえ、
内容は悲惨で凄惨で異常で残酷な戦争をリアルに再現しており、かなり、気持ちが落ち込んでくる。
当時は支配された側の女性が支配する側の戦利品になり、散々弄ばれた上、簡単に殺されるそんなことが当たり前で、でも、それは後世のオモテの物語には語られなかったりするわけだが、
今回のウクライナ戦争を見てると
今の戦争は常にSNSで状況をリアルにかわざることができる。ロシアの嘘も蛮行もリアルに世界中に流される。
すごい世の中だ。
でも、戦争は、人を狂わす。
人殺しをしても、許される、
不思議なものだ。
早くウクライナも落ち着いてほしい。
とりあえずこの本は、ぶっちぎり100点。

