The Kinks(キンクス)はイギリスのロックバンド。 その歴史は古く、1964年にロンドンで Ray(レイ)とDave(デイヴ)のDavies(デイヴィス)兄弟を中心に結成されました。 60年代にイギリスのロックバンドがアメリカに大挙した所謂『ブリティッシュ・インヴェイジョン』のグループの一つとされ、当時のアメリカロック界に対して重大な影響を与えたんですね~。
この曲は、アルバム『State Of Confusion』(ステイト・オヴ・コンフュージョン)からの1stシングルとしてリリースされ、約20年ぶりに全米トップ10チャートを賑わせました。 ベテランの貫禄充分です、その割に軽過ぎるかッ(笑)
30年前の1983年の7月9日付けビルボードチャートの第1位を飾った曲は、 5月28日付で1位を獲得した、 Irene Cara(アイリーン・キャラ)の"Flash Dance...What A Feeling" 邦題「フラッシュダンス~ホワット・ア・フィーリング」に代わり、 The Police(ザ・ポリス)の"Every Breath You Take" 邦題「見つめていたい」でした。 フラッシュダンスパワーもここにきて力尽きましたが、6週に亘っての首位はお見事です。
今週は、モチのロンでThe Police(ザ・ポリス)の"Every Breath You Take" 邦題「見つめていたい」いっときましょう~(笑)
地元のジャズバンドで活動していたベーシスト兼ボーカリストのSting(スティング)、プログレッシブ・ロック・バンドCurved Air(カーヴド・エア)で活動していたドラマーのStewart Copeland(スチュアート・コープランド)、ギタリストのHenry Padovani(ヘンリー・パドゥバーニ)の3人で1977年に結成。 後に、Eric Burdon and the Animals(アニマルズ)のギタリストAndy Summers(アンディ・サマーズ)が加入し4人編成となるが、すぐさまHenry が脱退しトリオとなる。
78年に、『Outlandos d'Amour』(アウトランドス・ダムール)でアルバムデビュー。
79年に、2ndアルバム『Reggatta de Blanc』(白いレガッタ)から"Message In A Bottle"「孤独のメッセージ」が大ヒット(全英ナンバー1)。 その後も"Don't Stand So Close to Me"「高校教師」、"Every Little Thing She Does Is Magic"「マジック」など、順調にヒットを重ねる(共に全英ナンバー1を獲得)。
そして遂に、この曲"Every Breath You Take" 邦題「見つめていたい」で全米ナンバー1に輝く大ヒットを飛ばすが、人気絶頂の84年1月に活動停止を宣言。 86年には、新作アルバムを製作するため再び3人が集まったのだが、製作は順調に進まず3年振りの新作シングル"Don't Stand So Close to Me '86"「高校教師'86」を発表するに留まり、これを境に再び活動を停止し3人はそれぞれソロキャリアを歩むことになる。
『Queen Of Pop』(クイーン・オブ・ポップ)の称号に相応しい実力と実績を兼ね備えたMadonna(マドンナ)の登場です。 個人的には『姐御(あねご)』って呼ばせていただいてますが、『姐(あね)さん』でも問題ないです(笑)
1983年に1stアルバム『Madonna』(バーニング・アップ)をリリース。 翌年の84年に『Like A Virgin』(ライク・ア・ヴァージン)、さらに86年に『True Blue』(トゥルー・ブルー)と完成度の高いアルバムを立て続けにリリースし、あっという間にポップス界の頂点に君臨します。 もちろんそこからシングルカットされた楽曲は総てが桁外れにパーフェクト。 そしてこれらの曲に手を加えてリリースされたのが、今回紹介するリミックス・アルバム『You Can Dance』(ユー・キャン・ダンス)なのです。
このタイトルの"You Can Dance" 直訳すると「あなたは踊ることができます。」って事ですが・・・