「ねぇ、ねぇ、30年前の今日ッて、ナ~ニしてたのッ?!」・・・1983(昭和58)年8月13日 | BACK TO The 80’s...バック・トゥ・"Da"・エイティーズ

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30年前の今日、1983(昭和58)年8月13日は・・・

「ナ~ニしてたかな~?」

高校生活も何とか進級できて無事2年目を迎え・・・。

所属していたテニス部の山中湖合宿の帰りの出来事。
一路帰宅の途へと思った矢先、顧問からの厳しい仕打ちが・・・。

なんとッ!
バスの席が足りないから一学期に赤点取った連中は電車で帰れ~って・・・。
部員数ぐらいちゃんと把握してバスの手配しろよ~ッ!

冴えない先輩の姿を後輩達に晒しながら、バスターミナルで皆を見送ったんだけど、結果一番気に入ってた後輩の女子も赤点取ったらしく、一緒に帰る事になりました(笑)
しかも、途中で偶然にもはぐれて二人っきりになってしまい、まさに結果オーライの世界でした。
まっ、その後な~んにもなかったんですけどぉ~ッ。


そして合宿から帰ってきた次の日は、人生初めてのサマーフェスティバルに行ってきました。

いわゆる『サマフェス』ってやつです。

小田急グループが主催した(関東圏じゃない人はピンとこないかも知れませんが、私鉄の会社ですwww)、
『ODAKYU WHITE COMMUNICATION POP'83 in HAKONE』っていう屋外ライブで、参加アーティストはRCサクセションと 高橋幸宏スペシャルバンドという組み合わせでした。

既にYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)は散開(解散)していたのですが、特別ゲストに細野晴臣も参加という目玉付き。
もしかして坂本龍一も飛び入りして一夜限りの再結成をするんじゃないかと期待しました。
なんせ、RCサクセションの忌野清志郎とのコラボレーション「いけないルージュマジック」もヒットしただけに期待しない訳にいきません!

がッ、予想はアッサリ裏切られました(笑)

場所は・・・箱根自然公園特設ステージ。
どうやって行ったのか全く記憶がありませんが、多分箱根湯本駅からバスで芦ノ湖の方に行ったのかなぁ…?

PM1:00 開場

PM4:00 開演

第一部が忌野清志郎率いるRCサクセション でした。

まだ明るいうちから屋外でRCサクセションって、どうよッ?

オープニング「よォーこそ」

「ドカドカうるさいR&Rバンド」※
「Sweet Soul Music~I've Been Loving You Too Long」
「お墓」※
「君が僕を知っている」
「NEW SONG」
「つ・き・あ・い・た・い」
「スローバラード」
「SUMMER TOUR」
「トランジスタ・ラジオ」
「指輪をはめたい」※

アンコール「雨あがりの夜空に」

まさに、完璧な選曲でしたね。

7thアルバム『OK』(オーケー)が7月にリリースされたばかりだったのでそこからの選曲が多かったかな?(※印)

「ステップ!」とか「キモちE」とか「多摩蘭坂」も聞きたいところでしたが。

この頃がRCサクセションのピークって勝手に思ってるんですが、ただ自分の中でのピークだったのかもしれません。





そして第二部が元YMOの高橋幸宏率いるスペシャルバンド。

丁度日も暮れて、足元の草に夜露が纏い、ステージ脇からはスモークが漂い、なんとも言えない幻想的な雰囲気でした。

スペシャルバンドと言うだけあってツアーメンバーはカナリ豪華。

・鈴木慶一(キーボード)
・立花ハジメ(サックス)
・ビル・ネルソン(ギター)
・デヴィット・パーマー(ドラムス)
ゲストに細野晴臣

今これだけの面子を揃えるのは不可能でしょうね。



自然の中で、星空の下で聴く幸宏サウンドは凄く不思議な感じで、特別な一夜を過ごす事ができました。

もう一度、あの瞬間に帰って みたいなぁ~。

帰りもどうやって帰ってきたのか全く憶えてないんだよなァ~。

ホントに行ったんだっけって感じです(笑)