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ナイジ・アルジ

キュキュキュキュキュ ギュイーン


Risky...


Where Do You Go ?





今日はいい喫茶店を見つけた。


本棚に昔読んだ本を見つけてにやりとしたり


流れてるCDの歌い手を かわいいお店の子に


教えてもらったり。


コーヒーを飲みながら 後輩に話をした。驚いていた。


そりゃそうだよ、俺だってびっくりだ。






こんばんは。


今朝ナイジがあった。異動します。


春からますますですなあ。


そつなくこなせば 出世の階段をひとっとび。


でもへたうったら とばされるわなあ、ギュイーンて。


すげえいい評価か すげえ悪い評価か どっちかになりそうだなあ。


週末なのに背筋が寒くて寝つき悪いわ。








酔えない気分で外に出てタバコを吸うと

ついさっきまで 思いもしなかった事に気づいた。


ネックなのは つい何年か前まで持ってた ぎらぎらしたものが


細胞のどこを探しても あとかたも残ってないことなんだ。







ひさしぶりに 正念場なんだろうか?


認めたくないけど臆病風に吹かれてる。


ぼちぼち的な世界は強く望むほどに


遠く遠くに運ばれていく。


1994年の キョウトのおんぼろアパートで


寒さに震えてた俺は きっとこんなことでは悩まなかったはずだ。


違うしょうもないことでは悩んでだろうけど。性欲とか性欲とかね。



新しい何かになりたいなんてことは

ひょんなことから


ホテルのレストランのお食事券をもらい


午後2時前に入ったお店にはマダムたちがくつろいでいた。


小1時間ほどかけて1人でフレンチを食べた。


品の良いボーイが 少し大ぶりな仕草で


俺に水をついだり 料理の説明をしたりするけど


お店の雰囲気といすの腰掛の角度と


次のアポイントが気になって


食べた心地もなく店を後にする。


タンタンのトモダチの船長の口癖を


わけもなく思い出す。






ラヴィアンローズ、 ぽこです。


ひょんなことから


ボジョレヌーボーを手にいれ


生ハムのなんとか巻きを食べている今晩です。







なんてことを書くと


なんて気取った鼻持ちならねえ奴だと思われそうだけど


そいつは誤解だよ、ブラザー。


ほんとにひょんなことなんだ。出会い頭の事故なんだ。


満員電車が揺れた際に


ご婦人の口紅がワイシャツについただけなんだ。


長い坂道でごっつんこしちまって


あいつが俺で俺があいつになっただけなんだ。


普段はかつおぶしを踊らせた湯豆腐とか砂肝のいためたのを


ぽん酢で食べながらフユキリンを飲んでる


ただのおっさんなんだ。


ほんとに誤解なんだ。


俺だよ、俺、俺。


信じてくれるよな。な、な。


好みのタイプって年をとっても変わんないものなのか

好きな芸能人や有名人の話になったりしても


誰も浮かばなかったりする。


でもそういう会話のときにこの人の名前だしても


たぶんえっ誰?ってなるわなあ。







こんばんは、ぽこです!


借りてきた映画を見ていて


主演の女優さんよりも


主演の女優さんの恋人のお母さん役の人の方が


なんだか気になるなあ、色っぽいなあ、なんて


珍しくそんなことを感じ 気になったので


あとで調べたら メアリー・スティーンバージェンさんだった。


懐かしい名前だった。







この人のことは俺は何も知らないんです。


名前は知ってる、くらいのもんです。


名前は14歳のときに覚えました。


言葉でなんと表現していいのか思いつかない美しさと


そしてその雰囲気にあった名前の響きも好きでした。


久しぶりにスクリーンで見たら やっぱり綺麗だった。


ひさしぶりにどきどきしちまったよ。


衝動

めしを食って 飲んだらあんた寝るよ。


今まで もう幾度となく繰り返してきたじゃないか。


くたくたなのは分かるけど


ちょっとだけっていうのは ないよ、あんたの場合。


先に風呂に入るんだね。悪いことは言わねから。






という自問自答に珍しく素直に答えて


風呂に入ったあと 風にあたろうと思い立って


車を少し走らせる週末の晩。


スーパーの駐車場に車を停めようとしたんだけど


カーラジオから なんだか止めがたいロックンロールが流れている。






こんばんは、ぽこです。


閉店前の刺身を早く取りに行きたいんだけど


まあいいかと思うくらいのロックンロールって 最近じゃすげえ珍しいね。


半額分得した気分だよ。





衝動を感じる曲を聴きながら


最近なんか強く願うことってなんかあったかあと思う。


強いて言えば


やっぱ だらだらしたいなあ。


いい加減に 約束とかしないで


昼も夜も関係なしに 酒のんで ぐうたら昼寝して


不精ひげのばして 星でも眺めて ギターをぽろんと鳴らして


もうだらだらしたくねえよって思うまで


徹底的にだらだらしまくる。


そんなことを想像するだけで なんだか背徳的な気持になって


背筋がそわそわするわ。よだれがでそうやから今日はこのへんで。


Dinosaur Valley

信号のない国道を ぐいぐい走っていく。


冷房を切って 窓を全開にすると


干草の匂いが ずどんと肺の奥に入ってきた。


カーステレオも切って 「WILD ROAD」を歌いだす。


よくもまあ歌詞を覚えてるもんだ。


ときどき行く手に「Dinosaur Valley 」 という標識が見える。





恐竜渓谷。


おそろしくロケンロールだ。


こんなに原始的で魂を揺さぶるような標識には


この先二度と出会えないだろう。


渓谷史に残るネーミングだ。クレイトン峡谷を超えたね。





こんばんは、ぽこです。やあやあ。


ちょうど小さな旅から帰ってきたとこです。






去年くらいから ときどきムショーに


海や山に行きたくなることが増えてきました。


この年になって衝動的にこんなことを繰り返してると


いやーやっぱアウトドアはいいですよねー、とかいうんじゃなくて


受験生が逃避行動として趣味に没頭するようなもんなのかなあ


とか思ったりするところもあります。


今年も結構行ったなあ。


今回は、季節はもう秋だけど


夏の楽しみ納め的な意味で 昨日・今日とフクイに行ってきました。





3連休の渋滞の中 アクセルとブレーキを繰り返して


かかとを痛めながら 肩を硬直させながら


最近ちょっとひどくなった痔を悪化させながら


これじゃ 温泉につかってもプラスマイナスゼロだよなあ なんて


顔をしかめながら行ってきたよ!





でもそんな小さなことは 


絶景の海岸を見て 博物館でうなって


かわいいなまりの宿のおねーさんと話をして


風呂につかって うまいもんでも食べて 酒を飲んだら


あっちゅうまに 飛んでしまいました。


こうなったら もうこのまま40までこんな生活でええわ。


死ぬまでこんな未熟やとあかんかもしれんけど


40くらいまではこんなんでええわ、もう。 






遅ればせながらやけど 「世界の中心で愛を~」という小説が


宿にあったので明け方に2時間程かけて読みました。


小説が良いとか悪いとか以前の問題として


俺の読解力のせいでぜんぜん意味が分からない箇所があって


すげえそれが気になって 帰り道何度も考えたんだけど


やっぱり分かりませんでした。


こういうのって 流行ってるときに聞いたら誰か教えてくれるんだろうけど


今となっては このもやもやは 行き所がないんかなあ。


まあ そういうもやもやも 小説のええところやけど。


なんでも分かりやすく解決したら そんなもんおもしろくないよなあ。





そんなんでいうと 恐竜が絶滅したのも


いろんな説があるらしいけど(いやいや進化の過程でいうたら


鳥類が恐竜の後継やからぜんぜん絶滅してないがな、いうのもあるらしい)


まあ人間様がいてなかったころのキングの話やもん


そりゃ誰もみてないんやし 分からんかって当たり前だよなあ。


俺としては 長期契約の期間を終えて


個々の巨大な宇宙船で 


みんな自分達の故郷の星へと帰ったという


恐竜出稼ぎ説(あるいは恐竜かぐや姫伝説)を支持するんだけどなあ。





というか


恐竜そのものがスペースシップなんよ。着ぐるみ的なものやったんよ。


中におるちっこい奴が愛を叫んでるんです。


愛だけが彼らを星に返してくれる唯一の燃料だったんです。


渓谷に残った彼らからこぼれ落ちた愛をひしひしと感じつつ


俺は家路へと 急いだのでありました・・・ってなんか


シュールな話になってもうたなあ。