シンガポールの中学校進学はかなり面倒です(PSLEとDSA覚書) | シンガポールで教育ママ、時々カフェ

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日×中ハーフの3人のチビをローカル校で育てるため、シンガポールに教育移住しました。
シンガポールって教育水準が高いって聞くけど、ほんとはどうなの?どんな勉強してるの?宿題は?
マルチリンガル子育ても勉強も頑張ります!

現在、ひと足お先の夏休み中の我が家ですが

 

ひたひた・・・・・と試験日程が近づいております。

はーやだやだ。

 

シンガポールのローカル中学校は近所にあるから〇〇中学、のように

こちらが自由には選べず

公立、私立含めて、小学校卒業試験“PSLE”に合格し、

その得点順で進学できる学校を選ばなければなりません。

もし合格できなかった場合、小4からまたやり直し 

もしくは職業訓練校(APSなど)に進学することになります。

 

 

①小学校卒業試験“PSLE”

日本で言うところの、大学入試センター試験的な

全国一斉試験で、その得点が8割

残り2割は小5、6年時の前期後期試験(SA1、SA2と呼んでいます)

の得点をMOE(文部省)が独自に計算をして

英語100点、MotherTongue100点、算数+科学合計100点、

300点満点中何点、と得点が決まるもようです。

こちらの合計点数をT‐scoreと呼んでいます。

(↑このシステムについて

学校の先生は何も教えてくれず、家庭教師の先生に教えてもらいました。

PSLEに関する勉強会、説明会なども一切ないですしね。。。。

ネットワークの少ない外人はほんと情報弱者です。ママ友必須!!)

追記:

シンガポール在住の方から教えていただきました。

T-scoreは偏差値で換算するんだそうです。

貴重な情報本当にありがとうございます!!

なんだよ独自の計算て。。。笑 

カテキョの先生ー!偏差値って言ってくれよーwww笑い泣き

 

このT-scoreに応じて、進学する学校が決まります。

二次試験などは一切ありません。 ひーゲッソリゲッソリゲッソリ

 

 

上記のPSLE試験がほぼメインなのですが、その他に

DSA(Direct School Admission)といってスポーツ、音楽、芸術など自己推薦もあります。

こちらも学校から、ペラ1のプリントが渡されて

文部省のページで自己推薦できる枠があるか自分で調べて応募したかったら言ってね♪

というありがたいご連絡が。。。。

PSLEシステムではなく、自己推薦のDSAでしか入学できない中学校も数校あります。

School of Science and Technology

NUS High School of Mathematics and Science

School of the Arts

↑もし、上記の学校に通いたければ、早い段階でDSAでアピールできるように

学校の内外で実績を作る必要があるんだと思います。

基本的に学校は助けてくれません。

(親切で詳しい先生もいるかもですが、一般的には確率は低いと思われます)

 

 

我が家は長女がDSAで応募できそうな中学校が

超難関校、もしくはシンガポールのかなり端っこの学校、

もしくは上記のNUSHighSchoolのみだったため

家から比較的近い、超難関校に応募滝汗滝汗 

(わが子ながらすごいメンタルしてんな。。。

 

こちらは書類が通れば、8月に面接などが始まるようです。

DSAでもし合格した場合、辞退は不可。

PSLE試験は自動的に取り消されます。

 

 

うちは通ってる学校が特にPSLE高得点校とかでもない、

ごくフツーの学校なので情報がほんとに少なくて親子ともども手探り状態です。。