稲盛和夫氏の「ど真剣に生きる」を読んだ。
「くそ真面目」ではなく、「ど真剣」。いちばん感銘を受けたところは、
「人間は世のため人のために何らかの貢献をするために存在する。
それは親切な言葉をかけるとか、笑顔で人と接するだとか、些細なことでいい。
周囲に、『あなたがいて良かった』と思ってもらえる生き方をすることが大切だ。
そこに人が生きている価値がある」
稲盛氏は、若いときからこう悟っていらっしゃったとのことだ。脱帽!
稲盛氏の著書を他にもいくつか読んだが、その根底を流れるのは「利他の心」。
ふつう、なかなかそういう境地には至れない。その精神で日本航空再建に
臨まれているのだと思う。
そういえば自分はこれまで、香山リカ流にいうと「何かにしがみついて」生きてきた。
自分がいつも中心にあった。今から利他の精神を培えるか?Mmm・・・
ふと見ると、テーブルの上に「The Big Issue」がある。この雑誌を創刊した人たち
も利他の心に溢れていたのだろう。
今朝の朝日新聞のbe on Sundayに載ったコロプラの若き社長の馬場氏も
「収益は追うけど、社会貢献も大切」と言う。脱帽!
Never, never, never, never give up!
---KM