やっぱり、だめか
☆225型・加重平均型
9日時点での各社のポジションは、225型で買い方がみずほ、野村、JPモルガン、売
り方はBNPパリバを筆頭にドイツ、バークレイズ、MUMSと続く。加重平均型では
MUMSの買いにMSMの売りが対峙する。
建玉残をもとにSQ算出時に出される現物株式の注文を試算すると225型は1銘柄あたり
340万株前後、加重平均型は全体で約4000億円の食い合いが想定される。傾きは225型が
15万株程度の買い越し、加重平均型でも買い超と算出された。ちなみに昨年の3月限以
降、225型は買い越しが続いており、今回でもこの流れが続くか注目される。
9月限の最終売買日となった本日、前日まで連日で出来高が10万枚を上回っていた
TOPIX先物のスプレッド市場は2万枚弱と大きく減少し、前日で限月交代はほぼ終了して
いたようだ。一方、225先物ではスプレッド市場の商いは特に膨らんでいないが、立会
外では朝方から活発な売買が行われ、その中で9月限のポジションを2011年3月限に移行
する動きも目立っていた。期先物の建玉を期先物と期近物の合計建玉で割った比率は、
225先物で約5割、TOPIX先物では7割程度と通常のメジャーSQでの同時期とほぼ同水準
に位置する。
1999年からの記録によれば9月限SQは3月限と同様に6月限、12月限と比べてSQ算出時
での値幅が大きくなる傾向がある。ただ、推測の食い合い規模が特に大きく膨らんでい
なく、両先物ともにロール・オーバーが順調に進められた中では、波乱となるリスクは
低い。また、裁定取引に係わる現物株式の買い残高が低水準であることも明日の安心材
料として挙げられる。
☆オプション
取引最終日となった9月限は現在値付近で活況となり、コールの9250円、プットの
9000円では出来高がともに2万5千枚を超えていた。商いが膨らんだ両権利行使価格では
メリルリンチをはじめ大口売買が見受けられ、9000円プットの建玉は前日から4000枚弱
も増加していた。そのため、明日のSQが9000円から9250円のレンジを放れてくるよう
ならば、9000円割れなら下、9250円突破なら上へとそれぞれ圧力がかかりそう。ただ、
未決済のポジションが多数残る9500円コールと8500円プットから一定の価格がある現状
ではオプションに絡んだ需給が大きく崩れることはなさそうだ。
☆各社のポジション状況
<枚数>
社名 日経225 OPデルタ TOPIX 日経300 TOTAL
MSM -257 -1308 -21619 0 -23184
BNPパリバ -16223 3329 -8883 0 -21777
ドイツ -12978 3302 -3095 0 -12771
バークレイズ -9418 516 3139 0 -5763
ゴールドマン 1013 695 -5609 0 -3901
大和CM -2936 1384 -476 0 -2028
大和 -138 0 -332 0 -470
メリルリンチ -3703 7242 -3898 0 -359
シティG -3278 -184 4696 4 1238
UBS -1186 1195 2751 0 2760
ABNアムロ 6096 -3158 66 0 3004
Cスイス -728 16 5200 0 4488
HSBC 3217 1510 47 0 4774
ニューエッジ 17296 -9087 -1120 0 7089
ソシエテ 7094 -2357 3481 0 8218
野村 10333 -3363 3545 0 10515
JPモルガン 5109 1958 3476 0 10543
MUMS -8438 -328 22002 -4 13232
みずほ 13634 884 -746 0 13772