急に、おすすめでヒョろッとてきたので久しぶりに見ました。
個人的にストーリー展開が好きで何度も見ています。
ゴーストシップ(2002)
こちら、「フォレスト・ガンプ」「魔女がいっぱい」などで知られる、ロバート・ゼメキス監督と「リーサル・ウェポン」「マトリックス」の各シリーズを手掛けたことで知られるプロデューサー、ジョエル・シルバーが設立させたホラーをメインに作る映画製作会社「ダーク・キャッスル・エンタテイメント」が手掛けたオリジナル作品♪(それまではリメイクばかり手掛けてたはず)
ゴーストシップが制作されるちょっと前ぐらいから、暫くの間、このダーク・キャッスル製作作品がホラー映画ではブイブイいわせてたと記憶してるのですが…
最近見かけないですね
ちょっとさみしい。
こちらの制作会社が手掛けた作品として他には、「ゴシカ」や「エスター」がおすすめ。
あと、B級映画感を楽しみたい人には、やっぱり初期のリメイク作品である「TATARIタタリ」「13ゴースト」あたりでしょうか?
お金がかかっているB級映画感満載です。(製作・監督陣もそれを狙ってるぽかった。)
そんな意味では、本作・ゴーストシップは、ダークキャッスルにおいて本格的なオリジナルホラー映画と言っても差支えないかも。
で、このゴーストシップは、リアルタイムで映画館にも見に行きました♪
思い出深い
行ったきっかけは、友人たちが「レッド・ドラゴン」を見にいく話をしていて
「私もいく~!!



」と参加することに。
そんなこんなで映画館に行ったら、ちょうど「レッド・ドラゴン」が始まって30分ぐらいたっていたかなんかで、見ることが出来きないのがきっかけで
「せっかくだから2本みよう!!」
みたいな話になって、時間的にちょうどいいのと私が見たかったのと、友人2人も他に見たいのがなくてこれに決定しました。
「題名的に大丈夫?」
「怖くない?」
と、質問されたことに対して
「大丈夫!!TVで宣伝用にすこしみたけど冒頭はちょっぴりどっきりするみたいだけど、それ以外怖くないみたい!!」
今考えると、予告編と特別サービス公開の冒頭シーンだけみてただけの謎の自信で答えてたのですが
この自信満々な雰囲気に押されて、渋々納得してくれた二人と鑑賞開始。
鑑賞。鑑賞。鑑賞。
もくもくどきどき鑑賞。
ひたすらがんがん鑑賞。
終了。
一旦映画館退場。
「ばか!!怖かったじゃん!!!」
「冒頭もすごかったけど、後もすごいじゃん!!」
と、怒られました。

いや~、冒頭以外怖くなさそうだと思ったんだけど(明後日の方向)←謎の自信
で、その後めでたく「レッド・ドラゴン」を見終わった後、
二人から「ホラー二本立てチョイスは二度とするな!!」でした。
うん、申し訳ない
そんな二人を尻目に、この時の作品の雰囲気が気に入って、しばらくダーク・キャッスルが制作した映画を探しては見るようになりました
冒頭のビックリ・どっきりシーンは、今でも有名かもしれません。
YouTubeでもサムネイルでちょいちょいみかけたし。
でも!でも!でも!ビックリ・ドッキリシーンは、冒頭だけでなく途中にも登場。
すごいすごい。
ホラーならではのドキドキシーンを見ながら
過去を振り返るシーンでは、殺戮&殺戮の嵐。 どんでん返し&どんでん返しの嵐。
ん、凄かった。
ストーリー展開的にもベーシックなホラー映画のセオリーを踏襲しながらも、ここでこう来る!?みたいな展開が、随所にあって、個人的にツボな映画です♪
あ、Wikiみると、これもともと「ゴースト/血のシャワー」のリメイクの予定だったのがオリジナル作品に変更されたみたいですね。
「ゴースト/血のシャワー」は、その題名にある通り、「血のシャワー」シーンが有名な映画。内容はよく知らなくても、血のシャワーを浴びて錯乱する女優さんのシーンをなんかみたことあるような気がある人はいると思います。
このシーン、小っちゃい頃はものすごいトラウマシーンだったのに、今みるとなんてことない…。なんて言ったら怒られるかな…?正直、なぜ亡くなったのかがよくわからないシーン。
だって、血のシャワー浴びて錯乱して。。。心臓発作?わかんない
ゴーストシップは、血のシャワーシーンはありませんが、冒頭の豪華客船内での船上パーティーで起こったワイヤーでカットされちゃうシーンは、有名だと思います。
ちょいちょい見かける。(トラウマシーン○選とか、ショッキングシーン○選とかで…。)
出演している俳優さんとしては、「ユージュアル・サスペクツ」「仮面の男」に出ているガブリエル・バーンが、主人公・エップスを含めサルベージ仲間を率いるリーダー・マーフィーとして出演されています♪
主役じゃないのですが、とても印象に残ります。
個人的には、船長が主人公さしおいて、メインに思えてしまうシーンもしばしば。
個人的には、キーパーソンの一人、フェリマンを演じるデズモント・ハリントンの演技が数回見るたびに、「あ、最初はこうおもったけど、実はこういう解釈もできる!」みたいな、細かい演技をされているのが見つかるので、そちらを合わせて見てみるのも面白いのでぜひ注目して見て欲しいです!
【ストーリー(出典:Wikipedia ゴーストシップより一部抜粋)】
西暦1962年5月、アメリカへ向けて出航したイタリアの豪華客船アントニア・グラーザ号が突如消息を絶ちます。
それから40年後、飛行機で天候調査をしているフェリマンはベーリング海沖を漂流している謎の船が発見する。お宝があるかもしれないと思い、他の船のサルベージを成功させたばかりの、アークティック・ウォリアー号のクルー達に調査を依頼します。アークティック・ウォリアー号のリーダーであるマーフィーは、娘同然に可愛がっている主人公エップスをはじめとするメンバーの同意を得てへ即座に急行。
現場にあった船は、冒頭シーンに登場したアントニア・グラーザ号の40年後の姿でした。船内へ潜入したところ様々な怪奇現象に襲われはじめます。
怪奇現象に襲われながらも、刻印なしの金塊見つけ活気づくメンバー。それと同時に、この船が失踪したときには存在しなかったデジタル時計をはめた遺体を発見します。
エップスたちは身の危険を感じ、早速アントニア・グラーザ号を引っ張って沖に戻ることを決めますが、アントニア・グラーザ号の船底には巨大な穴が開いていたため、容易に引っ張ることが出来ません。
大急ぎで船底を修理することになりますが、修理の最中、自分たちの母体であるアークテッック・ウォーリア号が仲間の一人と共に炎上沈んでしまいます。
途方に暮れる、残りのメンバーたちは助かる方法がないか船内を詮索しはじめますが、その中でまた一人仲間が消えていきました。
【ここからネタバレ】
マーフィーはアントニア・グラーザ号の様子がおかしいことに疑問を持ち、手掛かりがないか船長室に潜入します。そして、アントニア・グラーザ号船長の亡霊と会話することになり真実を伝えられます。
アントニア・グラーザ号は、失踪する3日前に、失踪したことで有名な別の船の救助を行い、生存者1名とマーフィー達が発見した金塊を救助していました。そして、生存者の写真をみせられてマーフィーは驚愕します。
同時刻、エップスは、幾度も助けてくれた少女がケイティという名前の少女ということ突き止め、ケイティが宿泊していた部屋で彼女とのコンタクトに成功します。
そして、ケイティからアントニア・グラーザ号が失踪した夜出来事を伝えられます。
冒頭シーンでも登場した船上パーティーで多くの人が殺された夜。その夜は、アークティック・ウォリアー号のメンバーたちが持ち帰ろうとしている金塊に目がくらんだアントニア・グラーザ号乗船員の一部が反乱を起こし、乗客や仲間にならなかった乗船員たちを様々な方法で殺していった夜でした。
ケイティもその夜、犠牲者の一人となります。
反乱を起こした乗船員たちは、金塊を手にしますが、指揮した乗船員に皆殺しにされます。そして、生き残っていた歌姫フランチェスカと喜びを分かち合おうとした瞬間、指揮した乗船員も殺されてしまいます。
指揮した乗船員を殺したフランチェスカは、黒幕である人物と喜びを分ち合いますが、フランチェスカも謎の紋章を刻まれてながら殺されます。
この黒幕が、アークティック・ウォーリアー号にこの船の事を持ちかけたフェリマンでした。
真実を知ったエップスとマーフィー。
しかし、マーフィーは、一瞬の隙を突かれて殺されてしまいます。
エップス以外のメンバーも、エップスが爆弾を仕掛けるなど対策で船内を奔走している間に死んでしまいます。
船が沈むかもしれないと察知したフェリマンは、自分の目的をエップスに話し出しました。
彼は、地獄の使者で、船一杯の魂を地獄に持ち帰るのがノルマ。アントニア・グラーザ号に乗船していた全員を殺してもその魂の数は足りません。
そこで、そこでこの約40年間は金塊を餌に、サルベージを生業にしている人を見つけては、この船に引き寄せて殺していました。
もう少しで魂がいっぱいになりかけた矢先、船が故障してしまったため、エップス達に船を修理させようとこの船に呼び込んでいたのでした。
フェリマンから目的を聞かされるも、エップス以外のメンバーは全員殺されてしまった上に、フェリマンの手先として魂を縛られてしまっていました。
エップスも、仲間に加わるよう迫られますが、拒否。
フェリマンが来る前に仕掛けていた爆弾を爆発させ、船を海底の奥深く沈ませることに成功しました。
その最中、エップスは魂を船にとどめられていたアントニア・グラーザ号の人々が成仏する姿を見つけ満足します。
ケイティも解放してくれたお礼にと言わんばかりに、エップスを閉じ込められた船内から海上へ出られるようにアテンドし、成仏していきました。
その後、エップスは数日間、船の破片を掴んだまま漂流し続け、別の船に救出されます。
無事に陸へ上がり、救急車で治療を受けていると、先ほど自分が救出してくれた船にアークティック・ウォリアー号のメンバーとそっくりな人々が次々とアントニア・グラーザ号でみた金塊が入っていた箱のようなものを船内に運んでいきます。
そして、最後にフェリマンがエップスに見せつけるように自分の顔を見せ、船に乗り込んでいきました。
【終わり】
終わり方は、昔のホラー映画らしく、含みを持たせる終わり方♪
「トロン」や「シャイニング」みたいに、40年以上前の映画の続編が登場するので、この映画もそんな形で続編でてもいいな~♪と思っている一作です。