じゅうにつき -:Русский авангард- | ーとんとん機音日記ー

ーとんとん機音日記ー

山間部の限界集落に移り住んで、
“養蚕・糸とり・機織り”

手織りの草木染め紬を織っている・・・。
染織作家の"機織り工房"の日記

じゅうにつき-001



サムイル・ヤコヴレヴィチ・マルシャーク(Samuil Yakovlevich Marshak)の十二月(じゅうにつき)〔原題:Двена́дцать ме́сяцев〕は、「森は生きている」といった方が、なじみが深いのだろうと思うけれど、わたしは、「十二月(じゅうにつき)」と呼んだ方が、しっくりゆく気持ちがする。

サムイル・マルシャークは、ロシアンアヴァンギャルドの作家である。

アヴァンギャルド・・・つまり前衛藝術と呼ばれる作家が、その根っこには、とても民族的な部分をもっているという意味でも、わたしは、サムイル・マルシャークの、この本がとても好きだ。

それに、この十二月(じゅうにつき)と云う話は、どこか日本の「十二様」と呼ばれる山の神信仰の事とも相通じるような気がして、ロシアと云う大地に親近感が持てる。

「この時期に、急に、思い出したように、読みたくなる本のひとつ。」