日本にかつて経験したことが無い規模の台風がやってくると報じられた日に取材の予定が入っていた。
養蚕をやっているところは少なくなったし、あたらしく養蚕を始めたような人の事は珍しいのかもしれないが、わたしが求めているのは、かつて盛んであった産業の復興ではなくて、昔なら、当たり前にされていたことで、そういう普遍的な暮らしの営みの様なのだけれども、・・・。
同じ言葉から連想することがそれぞれの人によって違うように、同じ繭を見て思い描く未来も、それぞれによって違うのだろう。
Liveツアーの途中で、突然亡くなられた故浅川マキさんは、「時代に合わせて呼吸をするつもりはない。」と、常日頃から仰っていたそうだ。
かつて経験したことが無いような出来事が頻繁に起きるようになった、この国の中で、自分のポリシィーに反しない営みの日々を、淡々と歩んで行けるのならば、それは大きな幸せなのだろう。




