いとなみの記憶を手から手へ・・・。
きっと、そのようにして、文化は受け継がれてきたのだろう。
出土例から辿れば、弥生時代には、養蚕を営み、絹を織ることがあったと、弥生文化を研究なさっていらっしゃる 深澤芳樹さまが仰っていた。
なるほどね。気の遠くなるような長い時間、いくつもの時代。
あちらこちらの村々や、家族の中で、
きっと、こんなふうに、手から手へ・・・わたされてきたのだろうな。
虫を怖がる子もいるし、気持ち悪がる子もいる。
・・・かと思えば、まったく平気な子もいる。
興味を持つこどもは、いろんな事をやってみたいし、
じっくり、どうなっているのかを確かめてみたい。
大人の時計は、用事や約束に追いかけられて、忙しく廻り、
こどもの時計は、好奇心や不思議なことを、
気が済むまで確かめられるように、ゆっくりと廻る。
ひと粒の種を蒔いて、育てて、収穫して、「おいしいね。」と笑うこと。
蚕を育てて、絲にして織って、「あったかいね。」と笑うこと。
ずっと、昔からつづいてきた、くらしの営みのコトが少し伝わるといいな。




