まれびと-蠶種・種籾・藥を担いで罷り来る。- | ーとんとん機音日記ー

ーとんとん機音日記ー

山間部の限界集落に移り住んで、
“養蚕・糸とり・機織り”

手織りの草木染め紬を織っている・・・。
染織作家の"機織り工房"の日記


反魂丹伝説 - 池田屋安兵衛商店
反魂丹伝説の成立について―『富山反魂丹旧記』の再検討…坂森幹浩
仙薬と漢方薬草のデータベース - 八千草堂

 物部氏の十種神寶 死反玉の神慮が宿ったものか、みまかる魂をも呼び返す霊妙乃薬“反魂丹”。
 


和我佐可理 伊多久々 多知奴 久毛尓得夫 久須利波武等母 麻多遠知米也母
「変若」

「月之変若水」
天橋文 長雲鴨 高山文 高雲鴨 月夜見乃 持有越水 伊取来而 公奉而 越得之旱物


ー万葉歌の表現を考えるー
上代文学における本草学の影響

 越中富山の売薬行商の、お話し。 面白く読みました。

 読み物風に編集されているので、取り付きやすくはありますが、なかなか奥の深い要素を数多く含んでいます。

越中売薬の壮大な展開・・・・・・米原寛

 行商の商圏の広さと、そして・・・驚くのは、長崎の唐人貿易による原材料の輸入です。

 山岳信仰・薬学・養蚕・蚕種・塩硝製造 そして、加賀の支藩 富山藩という複雑さも加味されて、表面的に一読しただけでは捉えられないところがあります。
[養蚕・蚕種・塩硝製造]を一連のプロダクションとして捉えた記事を書きたいと思っていますが、なかなかそこまでは、手が廻りかねているというところです。

 また、もっと時代を遡れば、渤海交易とのことも忘れる訳にはいけません。
ヒョウ、テン、クマ等の毛皮が日本に運び込まれ、平安貴族のなかで毛皮を着るファッションが流行したという時代の交易の記録は、同時に加賀・能登という地域での絹製品の産出歴を裏付ける記録でもあるので、興味深いところです。


日本の医薬・博物著述年表・・・・・・茨城大学人文学部 真柳誠 

ーとんとん機音日記ー-まれびと-001


紙漉き、養蚕、そして… ……田口昭夫 
暮らしを支えた越中売薬 ……前田英雄



 大分に時代が下った昭和初頭のデータですが、富山県で製造されていた蚕種の品種に、[青熟・白龍・姫蚕・大青熟]などの名前を見ることができます。


國境を越えて、薬や蚕種や種籾をいれた行李を担いで、定まった時節に村々を訪れる異郷の人は、どのように村の人から見えたでしょうか。

 ましてや、その人が、本人より熱心に親身になって、飼育法や栽培法の定着に力を注いだというようなことならば、それは、在り難い、稀なるできごとで、そのような行いをあたり前のようにする人は、神仏のなにものかが宿った稀なる人であると感じられたことでしょう。


まれびとの意義……折口信夫

「とこよ」と「まれびと」と……折口信夫