工房から、車で15分ほど山を下っていったあたり、
つまり、JR伊勢奥津駅の辺りでは、もう櫻が咲いています。
このあたりと、工房のあたりでは、はっきり体感できるくらい温度差がありますが、
きのうは、一日雨模様の曇り空で肌寒かったから、良かったのですが、
うちのほうでも、すぐさま気温が上がってくるでしょうから、
桑苗が芽吹くまでに、植え付けを終えたいところです。
「さぁ、急げ。」と気が急くのですが、
思うように作業がはかどりません。
念のために、結局「鹿避けの柵」の記事で書いた支柱全体を、クレオソート油で塗布しました。
そして、その支柱を建てるための30~40cmほどの深さの穴を掘って、そこに打ち込んだ上で埋め込みます。
上の写真の左側に、グリーン色のネットが見えると思いますが、
そのネットで囲ったところには、今、苗を仮に埋けこんで置いています。
つまり、畑全体を、このようにネットで囲ってしまうのです。
そして、鹿などの野生動物の強い力でも倒されないように、
支柱は、しっかりとしたものにしなければなりません。
だから、2m間隔で太い柱を立て、その間に細めの柱を立てるという方法を採ります。
だいたい立てる位置が決まったら、先ほど言った深さの穴を、
地面に穿ってゆきます。
きのうの段階で、ここまでの準備が済みました。
きょう、朝から晴れていたら、
支柱を運び込んで、全部立ててしまいたいところですが、
さて、どこまで一日でできるでしょうか。?
「がんばれ日本、がんばれ東北、かんばれ、わたし。」
「そして、原発に負けずに、甦れ、福島の養蚕。」


