15年ぶりの再会・・・。 | ーとんとん機音日記ー

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山間部の限界集落に移り住んで、
“養蚕・糸とり・機織り”

手織りの草木染め紬を織っている・・・。
染織作家の"機織り工房"の日記


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すこし前の事ですが、・・・
“喜納啓子&ファミリー”のライブに行ってきました。
啓子サンは、沖縄民謡の大御所“喜納昌永”さんの娘さんで、
私が10代の頃エイサーをしていた時に、
大変御世話になった方なのですが、
今、息子さんのエディー・昌代さん・ステファニーさんの四人で新しいユニット“喜納啓子&ファミリー”をつくって活躍されています。


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《エディー(後)と啓子さん》



半年程前に、「いくちゃん、元気にしてるの。?」と、
突然、啓子サンから電話があって、
お互いの近況などを話しているうちに、
最後に会ったのは、「いつだたった。?」という話になって、・・・。

「あのとき、エディーが、こんなだったから・・・」
「だったら、もう15年になるよ。」と啓子さんが言いました。


「15年・・・。!」
そういえば、自分の仕事のペースの事もあって、
だんだんLiveに出かけてゆく事も少なっているのも事実ですが、
あらためて、“15年”と聞かされて、「びっくりしました。」

啓子サンとは不思議な縁で、御自宅に泊めて頂いたことなど、
色んな事が懐かしく思い出されます。

はじめてあったのが、
私が19歳くらいの時だったから、
ちょうど、今のエディーと同じくらいです。
本当の娘のようにかわいがってもらっていました。

その頃のエディーは、とても好奇心旺盛な、
やんちゃ盛りの男の子っていう印象だったのですが、・・・。
そのイメージを持ったままで、いきなり19歳になった(かなりイケメン。)エディーに会ったので、あまりにもイメージのギャップが大きすぎて言葉がみつかりませんでした。

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《リハーサル中のエディー》




この15年の間で、自分が変わった所、自分の変わらない部分。
成長したところ、相変わらずなところ。
啓子サンから見て、わたしはどのように映ったでしょうか。


ステージが始まると、エディーの三線の音が生き々と鳴り渡り、
静かな波がうねるように音の渦の中に引込まれて行きます。
そして啓子サンの歌声。。。啓子サンの独特な歌声が、
会場の中を響きわたって世界をつくってゆく。

沖縄の民謡って魅力的だな。と思うのは、いつもこの瞬間です。
この日のライブで久しぶりに聞いた生の三線の音・・・。

そして、私の好きな曲『海ぬチンボーラー』から、
『唐船どーい』カチャーシーへと続いて行く盛り上がりは、
若かりし頃の想い出が甦ります。

久しぶりに踊ったので、楽しかったーーーー。

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《左,ステファニーちゃん・右,昌代ちゃん ふたりとも、とっても可愛い。!!》




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この“喜納啓子&ファミリー”は、・・・
ユニットのメンバーが啓子サンを中心にした本当の家族で構成されています。
喜納啓子サン(Vocal)and(F Mandolin)
エディー(Vocal)(三線)
昌代ちゃん(Vocal) (Chorus)(Percus)
ステファニーちゃん(Vocal) (Chorus) (Percus)

それから、昌代ちゃんと、ステファニーちゃんは姉妹で
啓子さんのお嬢さんの子供なので、
なんと、御孫さんなんですよね。

でも、啓子サン曰く。“平均年齢29歳のユニット。”
・・・ということなので、そこの処よろしくです。

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それに毎週大阪城公園で、
エイサーを一生懸命に練習した仲間とも、
久しぶりに会えて、懐かしかったナーーーー。

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《左,わたし・中,ともきち 右,かわかつ。》