オニユリ 山野草は、"淡白な色彩”というような、類型的なイメージを裏切って咲く花の代表格は、オニユリやコオニユリだと思う。 わたしはなぜだか、昔から、このオニユリやコオニユリをみると、中世説話の世界をイメージしてしまう。 艶やかな色彩の向こう側に、深い悲しみの世界が見え隠れし、底の無い深い闇がひかえているように思えてならない。