さて2連休で映画を3本見てきました
とりあえず感想を久しぶりに書きます
「八日目の蝉」
赤ん坊のころ誘拐され4歳まで誘拐犯の女性に
育てられた少女のストーリー
母親だと信じ大好きだった女性は誘拐犯で
4歳で本当の両親のもとへと帰ってきたが
ずっと違和感は消えずに過ごしてきた
現実を受け入れられないまま成長し
家族の関係も壊れたまま 誘拐犯の女性を
憎むことしか現実を受け止める術がなかった
大学生なり自分の記事を書きたいという女性に出会い
自分が幼いころ過ごした街へと旅に出る
そこで封印していた記憶を呼び起こすことになる
複雑な事情の中での心理状態は
とてもわかりやすく描かれているので展開はわかりやすい
それぞれの立場での感情がうまく伝わってくるので
見ていて感情が入れやすい
いろいろと考えさせられる話だった
「岳-ガクー」
人気漫画の実写映画化
山岳救助隊をメインとした山での生死を描いている
赴任してきたばかりの新米救助隊員は
入隊初日に山岳救助の場でボランティアをする青年と出会う
入隊後も男性に負けじと必死に訓練する中で
初めて自分の背中で人の死に対面する
救助という仕事に戸惑い悩むことになるのだが
ボランティアをする青年に励まされながら成長していく
そんな時冬の雪山で今までにない大きな
遭難現場に遭遇し彼女は決死の救助に向かうが・・・
過酷な山での救助の様子と 山の景色は見ていて飽きない
しかし役者の体形や行動はリアリティに欠ける
山と人との関係やストーリーが面白いだけに残念
小栗旬の人懐い笑顔が全編にちりばめられた作品
「ガリバー旅行記」
会社のメール係の男性はさえない生活を送っている
ただの男だった
5年も思っている女性をデートにも誘えずもがえていたが
思わず彼女の前で見栄を張ってウソをついてしまう
そのせいで旅に出て記事を書くことを約束してしまう
その旅の途中 大波にのみ込まれ小人の国へ
みんながヒーロー扱いする中で次々と見栄を張って
ウソを重ねてしまう
大事なところでウソがばれてしまうのだが
今までの自分と決別して本当の勇気を出す
有名な物語の現代版
何もできずに強がっている主人公の気持ちもよくわかる
人の期待されることや勇気を出すことの難しさは
見ている側に力を与えてくれる
以上は個人的な感想ですのでご了承ください
今月はあと1日休めそうなので
また見にいけたらいいなと思っています
まだまだ映画館が少ないので混んでいますが
少しずつ楽しめますように
<今日の独り言>
君を思って信じてきた道
君がいてくれたから歩いてこられた
そんな君を見失ったら
今の僕はどうなってしまうのだろうか