ここ数日 映画三昧です
まず『王妃の紋章』
中国の王室を舞台に
権力に目がくらんだ人間たちの憎悪劇
王妃は毎時間薬に毒を盛られ続け
王への報復をたくらむ
三人の王子たちの三様の性格も見ていてわかりやすい
以前どこかで見たことのあるようなストーリーだが
展開はとてもわかりやすい
結末はすっきりしないので 見た後味が悪い
戦闘シーンのスケールは壮大だが
どこにあんなにいたのかと不思議が残る
個人的には
次男の顔が 楽天イーグルスの鉄平選手に似ていて
そう思ったときから 鉄平選手にしか見えなくなってしまいました
次に『あの空をおぼえてる』
交通事故で妹をなくした少年と
その両親の葛藤を描いた作品
少年の両親への愛情と心の傷
母親の強さ
父親のもろさ
娘をなくした両親は あまりの衝撃に
一人生き残った息子にさえ優しくできずにいる
それを本能で感じる息子は
両親を励まそうと頑張っていく
しかし答えの見つからない毎日の中
必死にもがいていく
個人的には
大切なものを突然なくした人間の
心のもろさをうまく描いていたと思います
エンディングに流れる平井堅の歌もぐっときます
そして『砂時計』
母をなくした日から
ずっと傍にいると約束してくれた少年とともに過ごしてきた少女
しかし成長するとともに離れ離れになり
二人は別れる
すごく切ない作品
もっと深く掘り下げても面白いと思いますが
少女時代のシーンは楽しめます
少女時代のシーンは
どこか懐かしい感じがして
ほんわかと見ることができます
しかし結末は物足りません
もっとドラマチックでも良いと思いました
こんなに深い絆がやっと結ばれるエンディングが
あまりにも軽い気がしました
そして『クロサギ』
テレビドラマを見ていなかったので
いまいちストーリーがわかりませんでした
すごく長く感じてしまいました
もっとテンポがよくてもよかったのに
ゆったりしているので考えなくては見ていられない
バックボーンのない人が見るには少し物足りないです
以上 3日で4本の映画を観てしまいました
仕事の合間に・・・
でもすごく堪能しました
最近はいまいちあたりの作品に出会えなくて残念ですが
映画館はすごく落ち着きますね
<今日の独り言>
そこにあるのは本当に手に入れたかったものですか
誰にでも手に入れることのできるのもなんていらない
自分にしか手に入れられないものが欲しかったはずなのに