某製薬会社の上司の高田と部下の川島は出張の帰りしなにパーキングエリアに立ち寄りました









『いやぁそれにしても今回の出張は疲れたな~タミフルもあんな山奥の病院にも搬入されてたんだな、川島クン』








『そうですね~またボケの入った医院長だから回収するのに事情を説明するのも一苦労ですよ』








『そうだそうだ、なんだあのじいさんは!「タミフルあるか?」ってきいたら「ここにはタタミはねぇ!」とか言いやがって』








『まぁまぁ、とりあえずひと息ついて缶コーヒーでも飲みましょうよ』









そう言って2人は車を離れました








『なんだ!この自動販売機壊れてるじゃないか!』








『高田さん、こっちのも壊れてますよ』








『何・・・!?じゃぁしかたない売店で買おうか』








『売店もなんかやってないみたいですよ』









『ち、どんだけ田舎のパーキングエリアでも缶コーヒーくらい飲めるようにしとけっての!  しょーがない、車の中でちょっと休憩したらもうひと頑張りして社まで帰るか』








『そうですね・・・・』








『あれ?    川島クン、勝手に車動かしたってことはないよなぁ?』








『してませんよ?なんでです?』








『俺がとめた位置に車がないんだ   違う位置に移動してる』








『私達以外ここにはいませんし・・・、車が勝手に動くなんてありえないじゃないですか』








『・・・・そうだが』








『・・・・・・もしかして・・・








・・・高田さん、車は最初どの番号のところにとめたんです?』








『ん?確かこの9番のところだ』








『やっぱり・・・』








『何がやっぱりなんだい?説明してくれよ』








『高田さん聞いたことないんですか?あの恐ろしい話ですよ・・・・!僕は小さい頃から親に教えられましたよ・・・!僕の古い友人なんてこの前これで命を失ったばかりです・・・』








『なんだって!?死んだのか!?じゃぁ私達は今やばいんじゃないのか!?川島クン!もったいぶってないで詳しく話をきかせてくれ!』








『よく聞いてください・・・・・・






























車はキュウには止まれない』