とても個人的なことなのですが、色んなことが重なって完全な鬱に入ってしまいました。多分大阪に来てから一番大きな山場になるかもしれません。四月の終わりから、自分にとっては楽しみなリリースラッシュだというのに、なんだかちょっとどうでもよくなってる。多分気持ちがこんな状態だからだと思うけど、アレルギーの湿疹の出かたもちょっとひどくなってきた。ここ2年ほどマシだったのに。

今日は音楽さえも聴くのが苦痛だった。普段自分がナーヴァスになってるときに聴く、どのCDを試してみてもダメだったけど、唯一気分を上げてくれたのが、Blurの4枚目のアルバム『The Great Escape』。

このアルバム、実は、メンバー、批評家、一部のファンからの評判が悪い。クズな作品として扱われている(笑)。確かにデーモンのカラーばかりが押し出されて、ギタリストのグレアムの持ち味はほとんど感じられない。グレアムがこのアルバムの後、「僕はもうコメディ・レコードは作りたくない」と発言し、明らかにメンバー間の亀裂が浮き彫りになっていた。バンドがある種行き着くとこまで行きついたという感じ。そしてこのアルバムのあとブラーは音楽的に大きなシフトチェンジをやってのける。それがアルバム『Blur』。すでに有名な話だ。

しかしだからといって私にはこの『The Great Escape』、侮ることはできない。このアルバムを聴くとPOPの持つカッコよさに脱帽してしまうのだ。最近自分の中で《カッコイイ》と感じる音楽の種類が昔より増えているのは確かだ。
そして人によってはブリティッシュ・ポップは受け入れてもらえないことなど承知している。
特にアホ声のデーモン(これは私の心からの誉め言葉!!)が歌いまくったポップス満載のこのアルバムは、それでなくても好みが分かれるところだろうな。でもねえ、それがイイんだって。私が彼の武器だと思ってるあの声は、どこにでもありそうで、実は無いんだよねえ。似た感じはあるんだけど、彼の声って意外にも実はかなりの声量と太さがある。ライヴで実際に聴いたときに改めて感心した。ファルセットも綺麗だし。コケティッシュな声もかわいい。そして彼が本来持っている色気が加わって、とても独特の雰囲気ができあがっていると思う。

おそらく彼の脱力系な歌い方を聴いてると、「簡単に歌えそう!」と思いがち。でもねえ、機会があったらカラオケで歌ってみて欲しい。ブラーの歌って意外と難しいって多分実感すると思うよ。歌詞についていくだけで、なかなかデーモンのようにカッコよくは聞かせられないのだ!男女の声質の違いのせいかと思っていたけど、他の人から聞いた話だと、男の子が歌ってみてもそうらしいよ。

このアルバムに入っている、私の大好きな「The Universal」という曲を一度カラオケで歌ってみたいけど......
どこの機種にも入ってないんだよな~。

ブラーの若く初々しい写真があったので、今日の日記とは全然関係ないけど、記念に(何の?)載せておきます(笑)。左端のグレアムなんかまるで子供ですよねえ。

posted by bunny17