この前はビザって何ぞや、ビザってどんな種類があるんやっていうあたりをテーマに書きました。
さてさて今回はオーストラリア限定のセカンドビザについて書いていこうと思います。
そもそもセカンドビザが何かというと、要はワーキングホリデービザと全く一緒です。
期間は1年間。働いてもいいし、学校良いし、旅行だけしてもいいし。
ついでなんで、ここで細かい決まり+うちの経験を一緒に書いておきます、、
仕事:同じところで働けるのは最長6ヶ月まで。6ヶ月過ぎると法律的には勤務先を変えなあきません。これかなり厄介なんですよね!今度詳しく書きますが、仕事ゲットするの日本みたいに簡単やないからです(TT)
でもジャパレス(いわゆるジャパニーズレストラン)とかアジア系のレストランは殆どがモグリで、こういうモグリの店に関しては6ヶ月過ぎても普通に働けます。理由は分かりますよね?そう、モグリやからです笑 そこきっちりされても逆に笑いますよね。
因みにうちが働いてたカフェでは状況が稀な、かなり有り難い対応してくれはりました。Aっていう会社が、BとかCとかDとか幾つか店が持ってまして、因みにこれらの店は会社が同じなだけで店そのものは全く違いました。会社Aが、B店ではカフェをやり、C店ではレストランをやり、D店ではケバブショップをやり、みたいな感じです。うちははじめB店で働きました。前半6ヶ月がB店で終了した頃、オーナーとの話し合いで、後半6ヶ月はC店所属になるけど実際に働くのはB店のままで良いよっていうことになったんです。給料明細がC店からもらうことになるだけで、他に何も変更点はありません。ちょーーーーー楽です。オーナーまじあざーすって感じです。
学校:最大4ヶ月間学校通えます!色々調べてたんですけど、例えばA校で2ヶ月+B校で2ヶ月、みたいに場所は変えてもいいみたいです。でもトータルで4ヶ月です。うちは1年目のみ、しょっぱなから4ヶ月、SELCっていう語学学校行きました。
もし4ヶ月以上なんか学びたいから学校行きたいっていう場合は、ワーキングホリデービザやなくて学生ビザ(学校期間最低3ヶ月〜申請可能)に切り替えなだめです。
旅行:うちはこれやるつもりでワクワクして渡豪したんですけど、実際は旅はせずに働きっぱでした。結局どこ行っても生活スタイルは簡単に変わらんってことですよ、みなさん!笑
うちの周りでは旅行してた子多くて、例えばオーストラリアで出来た友達と一緒にニュージーランド行って、そっから帰ってきてオーストラリア中をまた旅する、とか。でも正直旅なんか観光ビザ(3ヶ月以内)でいけるので、オーストラリアを1年回るんやないのであれば、ワーホリビザ使うの勿体ないってのが個人的な意見です。
さて話は戻りまして、
このセカンドビザを取得する為に、まーぁ ほどほど苦労した訳です笑
他のビザみたいに、ただ申請したら取れるってものやなくて、取る為の条件があります。
其れが
最初のワーキングホリデー(417)中に、政府が定めたオーストラリアの地域で、指定された作業、88日間を完了していること。
指定された作業って何って感じですけど、多数は農作業ですね。
イメージ出来ません?おっけい!!
いとこのおじいちゃんおばあちゃん、米とかイチゴとかきゅうりとか栽培してませんでした?
「あ~ゆきちゃん、田んぼにいちご出来てるよ~
今日おばあちゃん家おいで~田んぼで自分で好きなん採って食べな~」
そう、そのおじいちゃんおばあちゃんの仕事
正にあれです
かと言って勿論専門的な技術が問われる訳やなくうちらの仕事は
PICKING(ピッキング):収穫。外(要は田んぼ)での仕事。
PACKING(パッキング):パック、箱詰め。でっかいガレージみたいなとこでやることが多い。表現としては外ですけど、屋根あります。ちなみにカボチャのパッキングは結構好きでした!
CHECKING(チェッキング):腐ってたり虫食いの収穫物を取り除く。不良品チェックの仕事。過去にやった仕事で、ひたすら豆が大量に流れてくる中13時間こいつだけをチェックし続けたのには、さすがに萎えた。
WEEDING(ウィディング):草むしり。衝撃でしょ笑 ホンマにこんな仕事あるんやって思ったけど、時給$21でした!笑 オーガニックの農作物育ててるとことかは、その農作物の周りに生えてる無駄な草を取り除かなあかんのですね。間違って農作物むしってしまうこともあったけど、まぁさよなら、過去。
PLANTING(プランティング):苗植え。勿論外での仕事。うちはやったことありません。
EATING(イーティング):んなアホな笑 冗談です。
でもまー、このファーム生活、なかなか大変でした。
何がって、仕事探しです!
Brisbane近くのGattonっていうファームジョブの街では有名なところ行ったんですけど、
情報集めもせず向かったもんやからシーズンオフで死にましたよね笑
勿論雇う側からしたら経験者の方が良いし
でもうちは初心者やったし+苗植えが終わったばっかりで収穫出来るものがない=シーズンオフ
ダブルパンチで仕事が全く見つからず、初めの一ヶ月を無駄にしました。
うちがGattonに着いたんは10月の話。うちのビザは4月あたままで。
残り5ヶ月ちょい。
あと他の問題と言えば、大都市みたいに店(ここでいうファーム)だらけっていう訳ではなく
やっぱりファームの数は知れてる訳ですよ!
働きたい思ってるバックパッカーのうちら=分子がめちゃめちゃ多いのに、
雇ってくれるファーム=分母がめっちゃ少ない。
これは場所とシーズンはかなり関係してくるので、
取り敢えずその地域行ってみるっていうのはホンマ大変や思います。
適当人間な私が言います。
ファームの仕事をゲットするなら間違いなく情報量です。
下調べちゃんとして下さい。誰かのブログ見るのも結構良いと思います。
話が若干それましたが、
最低88日働くってことは、月~金まで毎日働けたとして、週5日。×4週=20日。
このペースなら4ヶ月とちょっとかかる計算。
念のためにちょっと多めには日数稼いといた方がいいです。。
でももし雨降ったり、ボスから今日は仕事特にないから来んでいいわーって言われたら
働けへん日も普通に出てきます。
そのへん、都会でやってたバイトのシフトとは感覚が全然ちゃいます。
まぁ88日はクリア出来たとして、、、
ファーストビザがっつり最後まで使って、農作業で1年終えるのは厭やーーー(´;∀;`)
っていう葛藤で、ファーム生活での日々はリラックス、のほほんと云うより
だいぶ焦ってた
と云うのが本音です笑
ま、結論言いますと、
3月あたまに88日を無事終了しましたー!(残り日数3週間くらいでした)
その日、フランス人の友達みんなで祝いました。
ケンタッキーフライドチキンとご褒美にちょっとええワインで笑
最後にまとめで言いますが、
ノリでファームは、かなり人脈ある人かお金と気持ちに常に余裕ある人にのみおすすめします!
では〜