社会学の学期末テストは8/17に終わり、

 

その後すぐにロッキー山脈に山登りに行き、

 

9月から大学が始まると忙しくなるため

 

病院、銀行、美容院、大掃除、市役所などの雑用をして、

 

3週間ほどの休みはさっと過ぎ去り今週から大学が始まりました。

 

 

 

忘れたくない、その時の気持ちや考えを後で読み返すことを楽しみに書いているブログなのに、

 

書くことはついつい後回しにしてしまって、

 

次に事が始まり切羽詰まった時にやっと過去のことを書き出すというパターンになっています。

 

私の試験勉強も基本的には切羽詰まらないとエンジンがかからないのと同じです。

 

 

 

さて、まず期末試験結果。

 

 

40問の4択問題は、4問以外全部ばっちりわかり、自信たっぷり。

 

でも、4問のショートアンサーが、最後の授業で聞き取れなかったけど、

 

大事ではないと思って確認しなかったところが出てしまって、

 

目標の点は難しいなと思っていたけれど、結果は思ったよりもっと悪く、83点。

 

成績は、最低でもと思っていたB+でした。

 

B+は全教科平均の目標成績だけど、前に取ってしまったC-を挽回するにはそれ以上を取らないといけなくて、

 

いくつB+を取っても、平均はB+にならないのです。

 

あ~、残念。

 

まあ、気を取り直して、次に行きます。

 

 

 

社会学で印象的だったのは、

 

犯罪学専門の教授がいろいろなセオリーの例として話してくれた

 

カナダの裏社会でした。

 

 

先住民と争い、大量虐殺したアメリカと違い、

 

カナダは戦いではなく話し合いで先住民を居留地に移住させ、

 

アメリカから逃げ出した先住民をも受け入れた

 

平和的で寛大な国だと皆が言うけれど、

 

実は争いもたくさんあり、

 

それだけなら想像もできるけど、

 

実際は一般には公表されていない無残な争い、虐殺があった。

 

教授の話によるとそれは、いまここに書きたくないほど鬼畜な行為でした。

 

映画などで見る首をつって木からぶら下げるよりも、もっともっとひどい行為。

 

 

他の話しは、現代の隠れた人種差別。

 

Polite Racism (礼儀正しい人種差別)

 

 

ある程度分かってはいたけど、

 

データと共に示してくれて決定的になり、衝撃でした。

 

人種、宗教、性別、すべての差別が法律で禁止されていて、

 

移民を歓迎し、いまアメリカから逃げ出した不法移民も受け入れている

 

このカナダに、実は存在する組織的差別のこと。

 

 

調査の結果、人材派遣会社の14社の内11社は、

 

白人だけ紹介してほしいという要望に応えたそうで、

 

ある会社は「ここだけの話しですがいいですよ。」

 

ほかの会社は「もちろん大丈夫、痩せた人、キリスト教者、どんな要望も大丈夫」

 

そして他は「大丈夫、みんなそう希望します」

 

 

以前は警察官の応募条件に身長の制限があって、

 

実質アジア人への差別だったように、

 

多くの求人は、高度な英語能力はもちろん、

 

カナダでの教育、資格、経験がある人で、

 

自国で外科医だった人もその能力を発揮できないでいる。

 

 

教授は、あなたたちが会うインド人のタクシーの運転手も

 

多くのカナダ人よりもずっと教養があると言っていました。

 

 

給料も、以前あった大卒の先住民と白人の給料の差はなくなり、

 

今は移民の給料が低くなっているそうです。

 

2次差別といって、簡単に言うと先住民を差別するのがうるさくなってきたから代わりに、

 

移民を差別しようということだそうです。

 

カナダか私の住む州では自分の給料を人に教えることが禁止なのは、

 

そんな理由なのかと、ネガティブにつじつまを合わせてしまいました。

 

友達に話したら、当たり前だと言われましたが、

 

結局移民は白人が高収入の仕事を維持するための、

 

労働者として受け入れられているのです。

 

多くの移民が、カナダでは金銭的にも精神的にも

 

余裕を持って裕福に暮らせると夢見て移民し、

 

数年後に現実は違うと気付くそうです。

 

「それじゃあ、老人介護に来てくださいとちゃんと最初に言って外国人労働者を勧誘している日本の方が

 

ずっといいじゃないの」と、軽く憤りました。

 

 

 

少し前から気付いていた、医療費が無料の制度も、

 

表の顔だということが良く分かりました。

 

 

各州が国から医療費をもらうために証明しなければならないことは5つ

 

1. 誰もが利用可能な事

2. どこに行っても利用可能な事

3. 必要な医療はすべて提供されること

4. 誰もが通える範囲に医療施設があること

5. 営利目的ではないこと

 

教授によると、この条件を満たしているのは、2のみ。

 

満たしていない理由は、

 

1. 誰もが利用可能な事

  →(これが1番衝撃的だった事実ですが)

    実は大学病院にもブラックリスト、裏の掟があって、酔っ払った先住民は受け入れられないとのこと。

    先住民というとアル中やホームレスと思われがちですが、

    暖まるためと思われるのか、言いがかりをつけられると思われるのか、

    それとも・・・まさか、百何十年も続けられた民族同化、集団虐殺の延長でしょうか?

 

3. 必要な医療はすべて提供されること

  →医療費が無料で、医者不足のため、なかなか専門医には診てもらえず、

   治療する患者は選ばれる。

   (骨折を疑って救急で運ばれても、5時間待った後「動くなら大丈夫と」帰された話は前に書いたかな?)

 

4. 誰もが通える範囲に医療施設があること

  →北の過疎地に住む人は通うのか難しい

  

5. 営利目的ではないこと

  →医者の給料は必要以上に高い

   普通は数か月待ちの検査も手術も、賄賂を払えば数日で可能

 

 

 

悪い方に考えたらきりがないとは思いますが、

 

私は、移民で、これからたくさん医療にお世話になるお年頃で、

 

はたして仕事につけるのだろうか?

 

きちんと給料がもらえるのだろうか?

 

必要な医療が受けられるのだろうか?

 

と、楽しかった社会学に不安にさせられました。

 

 

 

それでも唯一、

 

そして他のことはどうでも良くなるくらのカナダ社会の利点は、

 

年齢を気にしないこと。

 

「歳だから」

 

何ていうのは一切聞かないどころか、

 

学ぶことにしろ、働くことにしろ、

 

「歳が・・・」

 

なんて言うと必ず

 

「歳なんて関係ない」

 

と皆が口をそろえ、

 

その口調は

 

「歳が何?」

 

「歳と勉強と仕事にいったいどんな関係があるっていうの?」

 

「理解できない」

 

と言いたげです。

 

歳をとると勉強に不利というのは一般常識ではないらしい。

 

 

私の理解は間違えているかもしれないけど、

 

この、年齢をあまり気にしない社会は何にも代えがたい。

 

 

こんな社会に感謝して

 

(ちょっときれいごとかも… 心の底では、利用して…かも)

 

 

若者の職を奪わない範囲で、どうにか死ぬまで先住民に貢献する所存です。

 

 

pompom

限定… アイコン?スタンプ?可愛いけどおばさんには合わないな。

…ああっ‼ 歳を気にしちゃった笑う

忙しくて絵文字?入れる時間も惜しいしね。

 

バイバイ*バイバイ*バイバイ*