英語クラスが無事に終わって、
クラスが始まる前に思ったことを振り返り、
書いたブログを読んで現実と比べてみました。
そして、ほとんどは予想通りで、
同級生に関することだけが驚きだったと改めて思いました。
クラス前に書いたこと
同級生のレベル高いだろうな。
でも、低いレベルに入るより、
自分を向上させるにはいい環境だな。
クラス修了後→やっぱり、落ちこぼれだった。
勉強時間が足りるかな?
→やっぱり足りなかった
勉強以外何もできなくなってしまうかな?
→やっぱりほとんどできなかった。
勉強する時間が惜しくて、
子供たちにイライラしてしまうかな?
→これは大丈夫だった。
泣きながら、寝不足になりながらになるかな?
→まさに泣きながら、徹夜した。
理系の生徒が多いみたいだから、
扱う題材は理系の内容が多いかな。
→クラスメイトは95%経済、他数学、科学、宇宙工学、アート。
題材は、スポーツエリート教育、大学教育、マーケティング、スローフード、起業、公害、ドーピングだった。
同級生はみんな若いだろうな。
→18~20歳
アラフィフいるかな?
→皆無
少し思ったのと違ったのは、同級生の年齢層の低さ。
想定外だったのは、中国人の多さと、彼らとの楽しい関わり合いでした。
私は先入観で、中国人は日本人が嫌いと思っていました。
実際、仲のいい台湾系の友人に
「台湾人は日本人好きだけど、中国人の多くは日本人が嫌い」
と聞いたことがあったし、
過去にも何度かそれを肌で感じることがありました。
ところが、同級生のほとんどは、
日本人に対して悪いイメージを持っていないようでした。
初日の休み時間に、ロービーでお弁当を食べている子に相席させてもらうと、
他のお弁当を持った同級生が集まり、おしゃべりが始まりました。
最後には、18歳の男の子が
「日本と中国は、政府はいがみ合っているけれど、庶民は好意的。」
「いや~、良い会話だった。」なんて嬉しそうに言っていました。
この男の子がムードメーカーだったので、この子のお陰かもしれません。
その後は、この男の子のホームステイ先のお母さんが作ってくれる豪華なお弁当と、
みんなの持ち寄りの食べ物で、毎日パーティーのようになりました。
(写真は、肉まん、野菜炒め、焼肉、餃子、オムレツもどき、あんこがもち米に挟まっていて、たぶんナツメヤシの実が乗っているスイーツ、かぼちゃパイ)
最初に相席した19歳の女の子は、いつでも私の顔を見ると、
満面の笑みで駆け寄ってくれて、食事や買い物に付き合ってくれて、
私よりずっと英語のレベルが上なので、いつも私に的確なアドバイスをくれて、
今も大学のジムに付き合ってくれています。
ほかにも、会うと一生懸命話しかけてくる生物オタクや、
何度も私の名前を呼んでくれる人懐っこい笑顔の子たち。
彼らとの出会いは、嬉しい想定外でした。
ほとんどの同級生は日本のアニメを知っていて、
イラストを自分で書いてネットで稼ぐ熱狂的なオタクもいます。
アニメのお陰でしょうか、多くの人はいくつかの日本語が話せます。
女の子の90%は無印良品の文房具を持っていて、
トトロなどのキャラクターものも多く見かけます。
みんなお化粧して髪も染めておしゃれで、
ブランドものを始め着ているものは良質でした。
貧乏学生の私が中国人同級生について一番驚いたことは裕福さです。
カナダに留学していること自体裕福な証ですが、
行動、会話の端々に裕福さが感じられました。
彼らは倹約している素振りは全くなく、多くの学生は毎日、休憩時間に買い食い。
私が、水筒に入れたお茶を飲んでいると、悠々と買って来たコーヒーを飲んで、
あるときおいしそうな中華クレープを食べていたので、
お店を教えてもらって行ってみたら、一つ1,100円!!
(具は選べます。私は白身魚のフライと葉っぱ、ジャガイモ、キャベツ、海藻をチョイス。大きすぎて食べるのに苦労しました。)
何かというと、S君は金持ちだからと言っているA君、
あるとき先生と一対一の暗誦テストで私とA君が
一番最初に終わって帰ろうとしたとき、A君いわく
「今日、車で来たから送ってあげようか?」!!!
後期のクラスの自己紹介で、車を持っていますと言った男の子、あるとき
「事故った。ドイツ車だから直すの大変。」
私は、親から仕送りを受けている学生はバイトで忙しいか、
貧乏で必死に倹約しているというイメージだったのですが、
今の学生は日本でもこんななのでしょうか?
中国の英語教育に関しても、少し驚きました。
17人のクラスに4人、高校から留学している生徒がいて、
いま中国では幼稚園から英語教育が始まり、
インターナショナルスクールも多くあり一般的なようで、
高校からインターナショナルに行った生徒が2人いました。
中国のある大学では、1年目で良い成績をとれば
カナダへ留学するための奨学金がもらえる制度もあるそうです。
高校までの英語教育がどのようなものかは聞きませんでしたが、
リーディングやライティングのレベルの高さはもちろん、
スピーキングができること、特にプレゼンテーションに慣れているようで
みんな堂々としていました。
これはもしかしたら国民性かもしれません。
クラスメイトが自己紹介のプレゼンテーションで紹介してくれる
近代的な都市には毎回驚かされました。
そもそも私の中国のイメージは、
私が大阪から船で天津、汽車で北京に行った20年前のもので、
近代化が始まったばかり。
買い物と食事をしたビルが、唯一の近代的なビルだった記憶があります。
ちょうどあちこちで工事が始まったところでした。
考えたら日本だって20年たてば大きく変わります。
私は子育て中、テレビもなかったので、
中国の現在を知って、浦島太郎のようにカルチャーショックを受けました。
とても、楽しいカルチャーショックでした。



